第八章 ジャメルの決意
バッドランドを横目に、ジャメルは、育てていたイモを堀返し、家へと戻った。
ふかしたイモを食べながら、ジャメルはこう呟いた『今日もイモか~、スイーツ食いて~な~』ハット気付き、なんといい直そうかと考えたが、その必要もない、自分の呟きが報道されることは、もうないからだ。
かつて、側近であった、シヨウ・コア・カニアは、度々ジャメルの発言をうまくごまかしていたが、彼女の仕事は、寧ろジャメルの参謀であった。
ジャメルは施策後、城の全ての人員を解雇していた。
シヨウは、その思慮深さから、グッドランドの中心地で、人生相談をして、生計をたてていた。
“ランドの母”彼女は多くの人からそうよばれ、慕われていたが、彼女は、まだ若くて結婚もしてないのに“母”とよばれることを不満に思っていた。
一度だけ、ジャメルとシヨウは会ったが、その時は、シヨウがジャメルに『貴女はやり遂げたのです。良い世界になるでしょう。そして・・・』この会話のみで、ニ人は別かれていた。
ジャメルは、これから、まだやるべきことは、決して一人では実行できないと考えた。そして、こう呟いた『第二ステージの始まりよ❗️彼女が必要❗️グッドランドに1度戻ります。』
ジャメルは、グッドランドに向かって歩きはじめた。
~グッドランド・ランドの母相談所~
シヨウは、今日も悩める12人の悩みを解決していた。顧客リストを見ながら、『やはり、目的を見失う人が増えはじめてるは。』
そう言って、オフィスを施錠した。
ミュランは、グッドランドで一番背の高い建物の最上階のオフィスで、イスに腰かけ、考えごとをしているうちに、居眠りをはじめていた。そして、いつも見るあの日の悪夢を見て、ハッと目をさました。
『やはり、納得いかない。ラムランとは、国境をはさんで何もおこらないが、終ってはいない。』
そう言って、明日、ランドの母に相談に行こうと思って、オフィスをあとにした。
ジャメルは、歩きながら、こう呟いていた。『やっぱ、歩いてはキツイは!ヒッチハイクでもするかな~。』
すでにアンドリアの空は暗くなりはじめていた。
つづく