Shran Andria のメモちょう。 -46ページ目

Shran Andria のメモちょう。

思いつきです。
笑ってご容赦を・・・

第九章   シヨウ発動


シュランは、朝からオフィスを抜け出し、ランドの母、すなわちシヨウを訪ねた。

シヨウは、シュランを見て、はっとしたが、何食わぬ顔で、ソファーを勧めた。

シヨウは、ジャメルより七歳上で、彼女の側近として仕え、かつ国王の重要会議にも出席していた。

ジャメルとミュランは結婚するはずだった。あのラムランの事がなければ・・・。

飲み物を入れながら、シュランの成長した様を感じとっていた。さすがに、国王になるべきだった男だ。

とてつもないプレゼンスがある。なのに、人生相談かよ~。何相談する気だよ!まさか、恋愛相談じゃないだろな?等と考えつつ、シュランに飲み物を勧めた。

『シュランさん、今日は、どのようなお話でしょうか?』


シュランは、じっくり考えこんだあと、こう言った。『実は、悩みがあるのです。』

シヨウは、落ち着いて、とりあえずこう言った。『わかります。その澄んだ瞳の奥に、あなたの動揺がみえます。』

シュラン:以下Sh『わっわっかりますかぁ~。』

シヨウ:以下Si『勿論ですとも!。』

アホやな、悩みがあるから来てるんだろうが。シヨウは、頷きながらそう返した。

Sh『さすがだ~。実は、』

Si『実は?』

Sh『実は、実は、実は』

Si『実は、実は、実は?』

Sh『実は、・・・』

Sh『何と相談したら良いか・・・・・』

ガクッ。

Si『悩みとはそんなもんです、・ ̄・。』

Sh『わかりますかぁ~。さすがだ。』

オ~イ。何だよコイツ。シヨウはそう思いつつ、

Si『おそらく、あなたが心を開ききれていないのでしょう。それだけ深海の如く、奥底に眠っているのです。』

Sh『そっそう、そういう感じ。』

Si『あなたの悩みは北?いや北東の山のごとく・・・。』

Sh『そっそうです、北東のラムラン帝国の事なのです。』

セーフ。それか~。シヨウは微動だにせずこう言った。

Si『あなたは、成すべきことがあると思っている?』

Sh『あっ、そう、それ!

Si『それを話してごらんなさい。』

Sh『ハイ。』

シュランは、あの一件のあとに、何事もなかったような、現在のラムラン帝国との関係について、非常におかしいと訴えた。

Si『そうです。あなたのなすべきことは・・・。』

Sh『なすべきことは?』

Si『あなた自身が知っている。』

Sh『.・・・それを・・・』

シュランが、呆気にとらわれた時、表の戸が急にあいた。

??『あち~は、今日は・・・・。』

逆光に立っていたのは、ジャメルだった・・・・。


シヨウは、スイッチが入ったように、真顔になった。


つづく