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主に自転車で彷徨った記録

鎌倉街道上道で最後に残った区間、町田から鎌倉を辿りました。町田へ輪行するため最寄り駅で自転車を畳んだとき、腰に違和感が。まずいと思いつつ、走っているうちに良くなることもあるので計画通り行動しました。自転車に乗っている間は大丈夫なのですが、下りて地面に立つと数歩も歩けません。

 

 

町田からは境川に沿って基本的に下りです。腰が辛いこともあって、終盤はそのまま海岸に出るような錯覚に陥っていました。が、鎌倉は三方を山に囲まれた天然の要害の地。どこから入っても峠を越えなければなりません。それを如実に体験するツーリングとなりました。

 

 

昨年は何回かに分けて鎌倉街道上道を北上しました。高崎まで行ったのでそちらはとりあえず良しとして、今年は南へ向かいます。2023年1月28日、所沢旧市街地から鎌倉街道に入り、東村山方面へ。何度も通っていてありふれた道ですが、鎌倉街道というテーマで辿ると別の道のように思えるから不思議です。

 

 

ただ、多摩川を渡って多摩丘陵に入るまでは退屈でした。というより、交通量が多くて気が抜けません。終盤になってようやくそれらしい雰囲気に。がんばれば鎌倉まで行けたと思いますが、今回は町田で自転車を畳みました。

 

 

正月休みに旅行することはめったにありません。今回、友人に呼ばれて二泊三日で高知に行ってきました。と言っても滞在中に”仕事始め”となるので、ノートPC持参です。まあ、ワーケーションというところ。

 

 

思えば、冬の飛行機もほぼ記憶がありません。太平洋側は大気が澄んでいて関東平野から名古屋付近までよく見えました。ツーリングで訪ねたのはあのあたりか、などと窓に張り付いていたら首が痛くなりました。

 

 

先週に引き続き、鎌倉街道を訪ねました。八高線・群馬藤岡駅から再開です。まず、神流川左岸を北上し、かつての渡渉地点付近に向かいました。

 

 

藤岡から高崎へ。現代のルートなら国道17号や高崎線がまず思い浮かぶと思います。今回辿った道はまったく違いました。当時の人々はなぜここを通ったのか。神流川や鏑川、烏川など大きな川の渡りやすい場所を選んだのか・・・。あちこち迷いながら進んだらことのほか時間がかかって、安中まで行く余裕がなくなりました。高崎で終了。北へのルートはこれでよしとします。

 

 

 

大河ドラマの影響か、鎌倉街道に興味を持つ人が増えているようです。私は自宅のすぐ近くを「鎌倉街道上道」が通っているので、以前から気にはなっていました。

 

 

この本には現代の地図と鎌倉街道のルートが載っています。もちろん、大部分は失われていて推定のルートも多いですが、こんなところを通っているのかと思い、がぜんツーリングの意欲が湧きました。自転車はこういうときとても便利。まずは北上してこの本での始まりである安中・板鼻宿を目指します。

 

 

中山道を長久保宿から佐久平方面に向かったのは、佐久平で友人たちと合流するためでした。翌日からが今回のツーリングのメイン。小淵沢行きの始発に乗り、小海駅で自転車を組み立てました。

 

今年の秋は天候が不順です。毎週ごとに台風やら大雨で、このときも数日前からウェザーニュースはじめいくつかの天気予報を何度も確認していました。どうにか乾いた地面でスタートできましたが、ぶどう峠は霧で眺望なし、志賀坂峠ではついに雨が降り始めました。

 

 

それでも、全行程走り終えることができたので良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

2021年10月末、上田から丸子経由で長久保宿に至り、和田峠を越えて下諏訪に下りました。今回はその続きです。長久保宿から佐久方面に向かいました。スタートは別所温泉。このあたりの中山道はルートと行程に悩みます。

 

 

長久保宿で中山道に入ると、すぐに笠取峠への登りが始まりました。和田峠に比べれば大したことないと思ってましたがあにはからんや。けっこう難儀しました。笠取峠のあとも細かいアップダウンが何度もあり、なかなか進みません。日が暮れてようやく佐久平にたどり着きました。

 

 

2019年7月に大清水から会津沼田街道を歩いて以来、いくつかのルートで尾瀬を訪ねました。今回は5回目。そして、初めての山小屋泊です。あいにく台風が太平洋側を通過中で、尾瀬ヶ原を横断するとき以外はずっと雨でした。

 

 

それもまたよいものだと思います。自転車でこのくらいの雨だとほぼ断念すると思いますが。

 

 

 

 

 

2022年9月9日、会津高原のたかつえそば畑を初めて訪ねました。前から行ってみたいと思っていたのですが、輪行だと最寄りの会津高原尾瀬口駅から国道352号の中山峠を越える必要があります。しかも、またそこを越えないと帰って来られない。同じ道を往復するのが嫌いな上、二度も峠を登るのが何だかなあと思っていました。

 

 

でも、行って良かった。下郷町の猿楽台地そば畑とはまた違った趣があります。

 

会津高原尾瀬口まで戻ったらまだだいぶ時間があったので、ついでに国道121号の山王峠を越え、隣りの男鹿高原駅で自転車を畳みました。「秘境駅」だそうですが、列車に乗っているとよく分かりません。でも、自転車で駅を探して、なるほど秘境駅だと実感した次第。

 

 

 

今年(2022年)のお盆休みはどうしようかと思っていました。コロナが流行っているからという訳ではなく、何となく気力がなくてどこにも行かずに終わる感じでしたが、ふと元気が出て、博士峠に行ってみようと思ったのです。

 

 

国道401号・博士峠はバイパス工事が進んでいて、来年開通するとのこと。そうなると、旧道区間は廃止される可能性が高いです。この道はまた、会津沼田街道の現代のルートでもあります。2015年から部分的に辿り始め、最後に残った区間なので、是非訪ねたいと思っていました。

 

※写真は新鳥居峠付近です。