「葛西臨海水族園」
先日葛西臨海水族園に行ってきた。ここの有名なドーナッツ型の巨大水槽の名物で、この水族園の顔ともいうべきクロマグロの群れが拝めた貴重な水槽だった
しかし原因不明で水槽の魚たちが次々に死んでしまうという不安な出来事がずっと続いていた。
クロマグロの大量死は水族館ファンでなくとも凄く心配した出来事だったろう
今のところその原因も特定されておらず不安要素は残るものの、ウィルスや危険な病原菌などは検出されておらず複合的な要素があわさって謎の大量死に繋がった可能性が高いようだ
大きなクロマグロやカツオたちが元気に泳ぐ姿はとても迫力があり見に行く度にたくさんの元気をもらっていてが、一連の大量死で今年の３月にとうとう残り一匹となってしまった
最後の一匹になった姿を見たとき、思わず涙が込み上げてきてこの先どうなるんだろう？そんな不安を胸にしていたが、嬉しいニュースが飛び込んできた
水槽の水質など徹底的に調べこれが原因でないと結論から水族園が新たなクロマグロの仲間たちの導入を決めたのだ
クロマグロは非常に神経質でストレスをためやすい魚なので環境変化などには特に敏感
そして計画的に育てるために若い固体の仲間たちが選ばれて先月末に葛西臨海水族園にやってきた
今回きたのは一歳ほどのクロマグロで150cmを越える大きさまで成長するのはどうやら１～２年後のようだ
導入後に数匹やはりストレスから死んでしまったようだが残りは日に日に餌もよく食べるようになりだいぶ新しい水槽に馴染んできたみたい
早く以前のような元気な姿のクロマグロたちを見たいが、まずは次々に死んでしまった仲間たちと同じような運命にならない事を願っている
クロマグロが神経質だというのは話したがストレスをためてパニックを起こすと水槽の壁目掛けて突進して自らの身体を傷付けてしまうという
実際に大量死したクロマグロたちの背骨はグシャグシャに折れているのも多数見られたようで、そうならないように現在は防止ネットが張られている
水族園で慎重に様子を見ながら１つ１つネットがとられていき、じきに魚たちが新しい新居になれたら全てのネットが外されるだろう
またいつの日か活気ある迫力の光景が見られる事を祈りながら見守っていきたいと思う
皆さんも是非この新しいクロマグロたちへの応援をこめて葛西臨海水族園に遊びに行ってみよう！