厳密に言えば、創価学会が許さない。
もっと言えば、野党が定額給付金をやり玉に挙げるということは、創価学会を攻撃するのと同義ということ。
ここに、自民党内でのジレンマがある。
選挙に強く、公明党の力を借りずとも当選できる自民党議員は、公明党に引きずられる自民党執行部には批判的だ。
しかし、選挙に弱く、公明党の力を借りないと当選できない自民党議員は、公明党の政策に真っ向からノーとは言えない状態だ。
ここではっきりと、自民党内で線引きされる。(実際はもう一つあって、公明党の力を借りても落選が確実な自民党議員)
そして、今度の選挙・・・公明党の力を借りている選挙に弱い自民党議員の多くが落選の危機にある。
そんな議員は定額給付金には絶対ノーとは言えない。
逆に考えれば、選挙に強く次の逆風の選挙でも勝つ可能性が強い自民党議員は定額給付金にノーという可能性があるということ。少なくとも、ノーと言いたい欲求があるだろう。
そこに分かれ道がある。
公明党は第2次補正予算からの定額給付金の切り離しは絶対許さない。
民主党も定額給付金について妥協しないとすれば、折れるのは自民党内部ということになりかねない。
党執行部にたてつく選挙に強い自民党議員が17人現れるかもしれない・・・もしくは、どんなことをしても次の選挙に負けてしまう破れかぶれになった自民党議員が17人現れるかもしれない。
少なくとも、自民党支持者の中には定額給付金の切り離しに賛成する者がたくさんいて、その流れに影響される議員も少なからずいるだろう。
次の選挙で、下野することが現実味が出てきた状態で造反を抑えられる力が、与党執行部にはあるのだろうか?