国民に人気の無い「定額給付金」


 その定額給付金を抜かした法案を野党が国会に提出する構えを見せている。


 「定額給付金」だけを抜いただけで、他は政府・与党の第二次補正予算案とほとんど違いがない法案・・・


 これで、政府・与党を揺さぶろうという意図が透けて見える。


 いわゆる「踏み絵」だろう。


 来年の5日あたりには、反麻生の動きは激しくなっているだろうから、17人の造反者がこの野党案に乗っかってくる可能性は大いにある。


 この野党案に賛成するということは、政府・与党が提出した補正予算案は反対に回るというのと同義だ。


 つまり、17人以上の造反者が野党案に乗っかった時点で、麻生内閣は一気に追い詰められる。


 ここで、麻生内閣が解散総選挙に打って出るのか、その造反者たちと手打ちの妥協をするのかは分からないが、


 政局は大きく動くだろう。


 どちらにせよ、支持率はどん底まで落ちる。それは間違いない。



 もちろん、17人以上の造反者が出なくても、麻生内閣の支持率は下がる一方だろう。


 人気の悪い「定額給付金」をごり押ししようとしているのは、政府・与党だから。


 野党との折衝が不具合に終わり、第二次補正予算が大幅に遅れたら、その非難の大部分が政府・与党に回る。そもそも、第二次補正予算案を年内に出さなかったという負い目もある。


 どちらにせよ、政局のクライマックスは「定額給付金」だろう。