部外者が語るべきやないとは思うが… | 読む人の従容たる日常

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昨日8月9日は長崎県に原爆が落とされた日。

投下された11時2分には県内全てでサイレンが鳴らされ、犠牲となられた方々への哀悼が示される。

広島に続き、史上2番目の原爆投下となったこの地を平和を祈念する場として発信してし続けることには大きな意義があると県外出身のワイでも思う。


ただ、そんな式典で問題も発生した。



台湾と言えば日本の友好国でもあり、先の令和8年熊本地震でも支援に真っ先にお見舞いと支援寄付金の募集まで行ってくれとる。

反面、中国との領有権問題もあって、国際的には国家として認められていない実態もある。


平和祈念式典には、その名の通り、世界中の国々に参列して、未来に向けて紛争を含めた平和を築いてほしいという願いが込められとるのに、このような国際紛争が起こるような対応しかできなかったのは自ら火を配るかのようで淋しく思う。

なお、同じ8/6に広島で開催された祈念式典には台湾代表も出席されとる。


ワイがもう一つ残念に思うのは浦上天主堂についての流れ。


長崎もまた原爆の影響で建物のほとんどが倒壊し、残った建物も山王神社の一本足鳥居とか城山国民学校校舎とか残っているものもある。

広島で言えば原爆ドームがあまりにもインパクトも含めて印象が強いが、長崎にある浦上天主堂も少し小高い丘の上に位置しとるだけに、それ以上の悲惨さを示すものであったように思う。

もとは保存される予定でもあったそうやが、同時に再建へ向けて渡米して援助を求めて以降、当時の司教が保存反対の立場に変わり、更には市もアメリカのセントポール市と姉妹都市提携して以降、保存反対に転じたそうで、それが取り壊しとなった引き金でもあった。


もし残存していれば、それこそアメリカでの主たる宗教であるキリスト教の教会をここまで破壊せしめた原爆を使用したアメリカに対する最大限のメッセージになり得たであろうし、その恐怖を後世にまで伝えられたであろう。

けれども、政治的背景から苦渋の選択をしてしまった過去を長崎は持っとる。


今回の台湾代表の式典不参加についても、その背景には長崎が中国との交流が盛んであることも関係しとるように思う。

でも、もし紛争の無い平和を願うとするなら、そういった背景を考え、それでも今はどうあるべきでどうするべきかを正しく判断せなあかんかったんやないかな。