怖い作品になることは間違いない | 読む人の従容たる日常

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今秋、横溝正史原作の「八つ墓村」が新作として劇場公開される。

呪怨シリーズでお馴染みの清水崇監督が手掛けるというから、ホラー的になることは確定やろう。


八つ墓村は津山事件からヒントを得て横溝正史先生が書き上げたミステリー作品。

過去にも同タイトルの映画を渥美清氏や豊川悦司氏が主人公金田一耕助を演じられて公開されとるが、どちらもその不気味さとおどろおどろしさとが合わさったものになっとる。


今回金田一耕助を演ずるのは尾上松也氏。

歌舞伎役者さんだけあって非常に顔立ちの整った方なんやけど、ワイ的には金田一を演じるには「カッコ良すぎる」と思うんやけどね。

原作における金田一耕助といえば、シワだらけの着物にヨレヨレの袴、ボサボサの頭からはフケまみれ、人懐っこそうな笑顔が特徴という、尾上氏とは真逆の風体をしとる。

もっとも豊川悦司氏が金田一を演じると聞いた時も渋すぎるやろと思ってたが、蓋を開けてみればベラベラ喋りまくるという珍しい演じられ方をされててとても面白かった記憶がある。

ちなみに横溝先生は渥美清氏が演じられた金田一がもっともイメージに近いと自叙のなかで書かれとったけどね。


ただ、片岡千恵蔵氏や高倉健氏がかなり昔に演じた時のようなスーツ姿で、拳銃使いで、スポーツカーを乗りまくるような表現にはしてほしくないかな。

もちろんお二人ともとてもかっこええんやけど、ちと金田一とは違う。


もちろん、原作が「八つ墓村」である映画やからなんでも再現すべきやないのかも知れんが、原作を知る人が持つイメージがどう描かれるかもまた大事な要素やと思う。


今作ではどういう金田一が出てくるか、楽しみではあるね。