なんでも市内に住む高校生が大麻を購入・所持していたとして逮捕されたそうや。
大麻の原料となる大麻草はあちこちで自生する植物でもあるが、日本国内ではその葉を一般人が採取することはもちろん、譲渡・譲り受け・所持・使用について一切が禁止となっとる。
その理由については、使用することで幻覚や妄想といった精神的疾患のリスクがあるためやそうやが、日本以外の国では合法となっとるところもあるし、日本でも医療大麻として一部の医薬品に使用されとる。
なので、このニュースのように使用するために個人から買う行為そのものがあかん。
けれど、SNSの普及もあって、こういった事件は表に出ていないものも多々あるんやろな。
ただ、問題の本質は行為というよりもこういった事案が発生したかってことやろう。
他国では合法とか、健康リスクは酒やタバコよりも低いとか、大麻を使用したらあかん薬物と捉えるのはおかしいと考えとる人も少なくないが、だからと「使ってええんや」という代物やないことくらい察せんのかなぁ。
どうしても使いたいのなら相応の根拠を示した上で、法の改正を求めて、施行された後にするのが道筋。
それもなく、あーだこーだ騒ぎ立てることがそもそもおかしいし、使たらあかんと知っとるからこそ密売という行為をしとるんやろ。
こういった事案が、しかも未成年者にまで広がりをみせるのは、それだけ世の中が物騒になったとも言えるし、逆にそれだけ馬鹿な大人も増えたということでもあるんやろな。
と、健康リスクがはるかに高く有害なタバコをたしなむワイが、知った風に自分のことも棚に上げて語ってみましたよと。
