道具だけやないってことやね | 読む人の従容たる日常

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昨日猛打賞を放ってヒーローの1人となった中野。

実は使ったバットがいつものものと異なり、井上が使うバットで臨んだそうや。


重量も重かったことで、より重心が安定したとは本人が語る通りやと思うが、やはり野球は道具も大事やが、それを使う選手の技量もまた伴わんとあかんということなんやろう。


重い方がより飛距離は出るかもしれんが、その分振り遅れとか軌道のズレというものも生じやすい。

軽ければスイングもし易く、軌道も安定する反面、球威に負け易くもなる。

そのバランスを取るべく、様々なバットを各選手が試打しながら選んでいく。

けれど、そこには自身の能力に見合ったもので変わってくるし、それを正しく把握しとらんと誤った方向にも進んでしまう。

中野自身もまた昨年舐めた苦渋を今季晴らすべく、キャンプから取り組んできていた。

それが少しずつ形になろうとしとるんやろう。


他の選手もそう。

どうなりたいかという青写真は描きつつも、自身の技量もまた正しく把握して、高望みせずに見合った道具を選ぶことが大事なんやと思う。

バットのみやなく、グローブやスパイクもそう。

流行りとかに乗っかることなく、能力を活かせるために選んでくれればいいね。

まあ、プロであるなら当然のことなんやろけど。