廣岡さんが怒りまくってるなぁ。
ドンデンは同じ早稲田の後輩というのもあるんやろけど、球団内情は知らないとしながらも、捲し立てるかのように言ってるねぇ。
ただ、確かに阪神球団には指導者となる人材を育ててていこうという文化がないとはワイも思う。
球団にとって都合のええ人にしか長期政権なんて任せへんし、良くしようと口うるさく騒ぎ立てる人には早々にお引き取り頂くのが通例やしなぁ。
けど、流石にまだなってもない球児のことを「適性がない」と切り捨てるのはどうなんやろうなぁとは思う。
そこまで今回の一連の流れが頭にきてたのかもしれんけどね。
ドンデンも67歳になるし、健康上の問題も抱えとるような記事も目にした。
星野さんも身を引いた時は健康上の理由からやったし、監督を受けるからには自らの理由で穴が空くようなことがあってはならないという意思と覚悟が昔気質の監督にはあるように思う。
でも、「俺は92歳だけど達者だ!」と言うてるけど、口は達者でも現場で指揮は取れんでしょうと記者も言わなあかんやんなぁ。
フロントかてバカ揃いやないやろから、監督未経験の球児に全て押し付けフロントは知らぬ存ぜぬで済まされんことくらい頭にはあるやろう。
コーチ経験者をヘッドに抜擢して、指揮系統一切をそこに任せ、球児への采配面のサポートを含めて初年度を切り抜けようという魂胆でおるんやろな。
ただ、それほどのできる人材を揃えられるかと言えば球団OBからのみでは難しかろうね。
となれば外部からの招聘の可能性もあるけど、取り巻く環境からしても恐らくそこには踏み込まず、阪神でも経験しとる人にしか声はかけんやろう。
ヘッドはワイは恐らく平田がやってくれることになったと見とる。
だからこのタイミングで発表できたんやろなと。
同日、オリックスの中嶋監督も今季で退任するとの発表があった。
違うのは球団として慰留を何度もしたということになるやろう。
確かに監督代行に始まり、そこからリーグ3連覇を果たし、日本一にも導いた手腕は素晴らしいし、今季は選手のケガや主力の不振もあって低迷したとは言え、中嶋監督だけの責任ではなかったし、立て直すためにも必要やと球団も考えるもの。
けど、阪神にはそういった温情も義理もない。
チームに貢献するのは当たり前、使えなくなったり意見するようなら切り捨てる。
人気にあやかって運営しとるようなら、いずれ暗黒時代と言われた頃のようにチームも低迷し、観客動員も減っていくことになることを当時を知らん今のフロントはよく覚悟しておいたほうがええ。
どれだけ酷いもんやったかなんてのは動画を探せばいくらでもあるんやしね。
