「もうちょっと早くしてくれたらよかったのに」 | 読む人の従容たる日常

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昨日の勝利で今シーズン2位が確定となった阪神。

展開的に負け確やった試合をひっくり返せた粘りと繋がりは良かったんやないかな。


梅野の四球に始まった逆転劇やが、これもまた打てそうにないならどうやって塁に出るかを考えた結果やし、中野のファーストゴロもランナーを進塁させるという最低限をやった結果やし、大山も引っ張りたいところをアウトコースにしかこないならと流して繋ぎに切り替えたし、そういった状況に応じた攻撃が昨日できた。

今季そういったことができてこなかったことが、試合を有利に進められなかったし、追いつこうという流れにも持ち込めなかったように思う。

それができないくらい連覇せなという重圧の中で今季は試合してたと言えるのかも知れないが、それよりも前に選手個々に昨日のようなホンマの意味で「繋ごう」という意思を持ってプレーしてたのかとも思う。

やればできるだけの力もセンスもありながら、やれなかったのは何故かをオフになったら考えてみてほしいな。


桐敷も昨日で70試合登板。

令和の久保田やないんやし流石に投げさせ過ぎやとは思うけど、そこにはタイトルを獲らせてやりたいという想いがあるのもまた事実。

起用した選手にタイトルを獲らせることをドンデンは重視するし、そういう情報も逐一チェックしとる。

佐藤輝かて連続20本塁打の記録があるからどれだけミスしても使い続けるんやろし、打てない中野も気付けばバント記録一位やしね。

口ではどうこう言っても、結局ドンデンもそういった情というものを大事にしてしまうんやろな。


昨日、杉山オーナーと粟井球団社長とドンデンとでの三者会談があったようやね。

シーズンが終わった訳ではないし、CSもあるし、更には日本シリーズの可能性もあるからと何も発表はなかった。

ただ、阪急出身の杉山オーナーからすれば続投してほしいやろし、阪神出身の粟井社長は2位やからと勇退させたいやろし、それぞれの思惑も絡んどるんやろう。

まあ、前年日本一にしたドンデンに、世間(と言うかファンを語るにわか共が)あれだけSNSとかで辞めろと騒いで、粟井社長も乗っかって謝罪を発表したくらいやから、阪神側の思惑通りに事は進みそうやけどね。