【7/7】阪神対DeNA 第13戦 子供に元気を与えた原口のサヨナラ打 | 読む人の従容たる日常

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De5-6x神

勝:桐敷(3勝0敗)

負:森原(1勝4敗18S)


先発西勇は2回、宮崎に内野安打、佐野にヒットでランナー1塁2塁とされ、山本にタイムリーツーベース、京田に2点タイムリーヒットを打たれ3点を失い、続くケイのバントゴロを西勇がセカンド悪送球で出塁、桑原が送ってランナー2塁3塁も、渡会のセカンド後方の打球を中野が後ろ向きキャッチ、オースティンをレフトフライに打ち取る。

3回、2アウト後、佐野のヒットと山本のツーベース、京田は申告敬遠で満塁とするが、ケイをサードゴロでしのいで、この回で交代する。

2番手は西純。

5回、牧・宮崎の連打でランナー1塁3塁とされ、佐野の犠牲フライで1点を失う。

3番手は富田。

2アウト後、渡会にヒットは打たれるが、オースティンをショートゴロに打ち取り無失点。

4番手は漆原。

牧にヒット、宮崎に四球、佐野はファーストゴロでセカンドはフォースアウト、ただ山本に犠牲フライを打たれ1点を失う。

5番手は石井大。

1アウト後、渡会に内野安打、オースティンの打席でワイルドピッチでランナー2塁進塁、オースティンは三振に仕留め、牧は敬遠後、宮崎を三振に仕留め無失点。

6番手は桐敷。

この日唯一の三者凡退に仕留めて無失点。


打線は5回、小幡がヒット出塁後、代打野口がプロ初ヒット、かつ、渡会が後逸して小幡が生還、野口も3塁まで進塁、近本もタイムリーヒットで2点目を奪い、なおもチャンスも中野・豊田・大山と倒れ2点止まり。

6回、1アウト後、前川のサードゴロを宮崎が悪送球で出塁、梅野もヒット、小幡が四球で満塁とし、DeNAは京山にスイッチ、野口が犠牲フライを放ってプロ初打点。

8回、代わったウィックから、前川が牧のエラーで出塁、梅野凡退後、小幡がヒット、野口はセカンドゴロも小幡の好判断でゲッツーは阻止、近本が四球で満塁から、中野がタイムリーヒットを放って1点。

9回、代わった森原から、大山が四球、佐藤輝三振後、前川がヒット、梅野が死球で満塁、小幡はピッチャーゴロでホームのみアウト、代打原口がレフト前にタイムリーヒット、かつ、渡会がライトゴロを狙ってファーストへ投げるも悪送球でセカンドランナーの前川も還り、逆転サヨナラ。


西勇が下位打線に捕まるとは思ってもみんかった。

けど、2回も先頭は宮崎始まりで、佐野・山本と元気のある打者が並んどったのはきつかったかも知れんね。

あの回以外も宮崎・佐野・山本・京田がマナマルチ安打やったし、状態の良いバッターへ正攻法で攻めるのは間違いやったかもとは思った。

西純も勢いを止められず、漆原も失点、富田と石井大は無失点やったけど、出塁は許したしね。

ただ、桐敷はうまく緩急を交えて2三振も奪う好投で、流れを引き寄せる要因の一つを作ってくれたのは大きかったね。


打線はケイから得点できずにいたが、その嫌な雰囲気を変えたのは野口。

代打登場でプロ初ヒットを放って、エラーから1点を返す流れの発端となれば、6回にもプロ初打点となる犠牲フライで得点すれば、チーム内の雰囲気も変わったろう。

豊田がガチガチで力を出さなかったのと好対照の活躍には今後への期待も膨らむね。

そして、試合を決めたのは原口。

試合前の球団の企画で当選した、病気のため手術を控えたお子さんに元気を与えた中で、まさに勇気を与えるサヨナラ打を放ったのは、原口が成し得たからこそ価値のあるもの。

恐らくテレビで観ていたその子も元気をもらえたと思う。


接戦、かつ、リードを許した中で少しずつ点を重ねて、最後に勝利を手にしたことは選手達にも良い影響を与えてくれるんやないかな。

何より、勝利を願う阪神ファンにとって、素晴らしい1勝になったことは間違いないやろう。