De1-2神
勝:伊藤将(4勝4敗)
セ:岩崎(3勝3敗12S)
負:森唯(1勝2敗)
本:De オースティン9号
先発伊藤将は1回、先頭の梶原にヒット、渡会の打席で梶原に盗塁を許すも、その後牽制でアウトを奪い、渡会・オースティンと打ち取る。
4回、1アウト後、オースティンにホームランを打たれて先制を許す。
同点となった6回、梶原にヒットも、渡会をライトフライ、オースティンをショート柄ゲッツーに打ち取る。
勝ち越した7回、牧にヒット出塁されるも、宮崎をサードゴロゲッツー、佐野も打ち取り、この回で交代する。
2番手はゲラ。
2アウトから、代打井上にツーベースを打たれるが、梶原を三振に仕留めて無失点。
3番手は岩崎。
1アウト後、オースティンに四球、牧は三振も、宮崎に四球でランナー1塁2塁とするが、佐野をファーストゴロに打ち取ってゲームセット。
打線は5回、島田が森唯斗のグラブを弾く内野安打で出塁、坂本の打席で島田が盗塁し、かつ、坂本の進塁打で3塁にまで進み、小幡がタイムリーヒットを放って同点に追いつく。
6回、1アウト後、中野がヒット、前川凡退後、大山もヒットでランナー1塁3塁とし、DeNAは左のディアスにスイッチ、佐藤輝がタイムリーヒットを放って勝ち越す。
しかし、以降はチャンスを作れど追加点はならず。
伊藤将は1回に先頭の梶原にヒット、かつ、盗塁で進塁されてやばいなと思ってたら、牽制でアウトを奪ってから気持ちに少し余裕が生まれたのか以降制球が良くなった。
ただ、オースティンに打たれたカーブはすっぽ抜けの球で、恐らくタイミングをずらそうとしたんやろけど、それが甘いところに入ってしもたね。
でも、そこから粘れたし、球も操れてた感じも受けた。
あとはこれを持続できるかってとこになるね。
1点しかリードのない中でゲラも岩崎もよく投げてくれた。
精神的にかなりきつかったろうけど、もう一試合、なんとか踏ん張ってほしい。
野手陣はしっかりエラーなく守ってくれたのは良かった。
けれど、やはり打つほうは湿ったままやった。
そんな中で先制のきっかけとなったのは島田の粘りやったね。
その島田が盗塁も決めて、坂本も進塁打でランナーを進めて、小幡も前進守備を超したろなどとせずにゴロで抜ける打球を放っての同点の流れは良い攻撃やったんやないかと思う。
更には、中野出塁後の大山のバッティングはバットを折られながらも振り切ってのもので素晴らしかったね。
そこから佐藤輝も強引にいかずにミートを心がけたバッティングが功を奏したんやないかな。
今日の勝利でドンデンの阪神監督通算が515勝となり、故藤村定義氏の514勝を抜いて歴代1位となった。
そんな接戦をなんとか取れたけど、明日はもう少し点は取ってほしいなと思う。
そういう意味では、今日のように出塁に貪欲になること、後ろへ繋ぐ気持ちも持ちながらボックスに入ることを意識してくれたら、きっと良い方向に向くんやないかな。