掛布さんも甘いから | 読む人の従容たる日常

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掛布さんですら厳しい言葉を投げとるが、その掛布さんもまた今まで佐藤輝に甘く過ぎる評価をしていた。

確かに昨年後半はホームランを量産したけれど、CSや日本シリーズになったらさっぱりやった。

何故量産できたかと言えば、相手先発のシーズン後半に差し掛かっての疲労からくる球威や変化球の威力の落ちから捉えられただけやったんやないか。


インサイド高めのストレートと落ちる球で追い込んで、右ならそのままインサイドへ強い球を、左なら逃げる変化球を、それで三振に仕留められる鉄板のパターンが4年目になる今季も全く改善されていない時点で成長が全く無いと言える。


もちろん、彼にしかない長打を放てる潜在魅力は理解しとるし、ファンへのサービス精神が旺盛なところから見ても人柄も悪くない、愛されるべき選手の1人と言える。

けれど、そこはプロの世界、野手なら打って守ってなんぼの世界であることが大前提。

1億5000万も貰ってる選手がすべきプレーやないということを忘れてはいけない。

売り出し中の前川や、自覚に目覚めつつある森下といつまでも同じ土俵で相撲をとっているようではダメやろう。


2軍に落とすのも結構やけど、それで一人前の選手になれって戻ってくる保証なんでないし、もはや調整云々で済まされるレベルでもなかろう。

ワイは帯同させて代打でもええし、スタメンでもええけど、打席に立つのが怖くてイヤになるくらいの気持ちへ追い込んでやらない限り、本人が自覚なんてせえへんように思えてならない。


公平に内容を見て、それこそダメなものはダメやと厳しく叱ってやること。

それもまた外から見とるOBの仕事なんとちゃうかなと感じた記事やった。

両手を挙げて褒め称えるのは、それこそ30本を達成するまで控えたほうがええ。