巨1-1神
先発村上は3回、岸田にツーベースで出塁され、吉川尚のセンターフライでランナーがタッチアップして3塁に進まれ、山崎にタイムリーヒットを打たれて先制を許す。
以降は巨人打線を抑えて、7回まで投げて交代する。
2番手は岩崎。
1アウト後、佐々木に四球、門脇の打席で佐々木が盗塁死、門脇・岡本が連打でランナー1塁2塁とされるが、坂本をピッチャーゴロに打ち取り勝ち越しを防ぐ。
3番手はゲラ。
1アウト後、岸田にヒット、吉川尚が送ってランナー2塁とされるが、代打丸をセンターフライに打ち取って無失点。
打線は1回、近本が四球、中野はセカンドゴロでランナー入れ替わり、森下がヒット、大山のセンターフライで中野がタッチアップで3塁進塁するが、佐藤輝は三振。
4回、森下・大山の連打でランナー1塁2塁とするも佐藤輝三振、ノイジーの打球はセカンド後方に上がるが吉川尚がキャッチ、森下も飛び出ていてダブルプレー。
7回、ノイジーがヒット、代走は植田、坂本が送ってランナー2塁、木浪はピッチャーゴロも植田が挟殺プレーの間を潜り抜けでFCで3塁セーフとなって、代打糸原が犠牲フライを放って同点に追いつく。
9回終了時に雨足が強くなり、そのまま試合終了。
村上は前回のように低めへの意識を持って投げていたように思う。
しかし、4回のピンチでせっかく山崎を追い込んでいたのに遊ばなく3球勝負を挑んで打たれたのはちとね。
もっともそこから崩れへんかったのは良かった点やと言える。
打線は相変わらずの低調。
ただ、そんな中でここしかないというチャンスでうまく1点を奪えたのは良かった。
あの場面、木浪のピッチャーゴロで飛び出していた植田の判断は明らかにチョンボ。
しかし、山崎も植田をアウトにしようと野手に任せなかったのもチョンボ。
双方ミスが出た中で、そこから1点を奪えたのは良い流れの攻撃やった。
雨で中断となり、そのまま試合終了となった訳やが、攻める姿勢で臨んでいたのは巨人のほうやっただけに、仮に延長したとして、負けていたかもしれん。
けれど、勝敗は決まらずとも、一方的やなくなったのは明日以降にも少し期待は持てそうに思った。