TARACOさんの逝去で今後がどうなるかが注目されとったちびまる子ちゃんの後任として菊池こころさんが新まる子として決定したそうや。
ちびまる子ちゃんは今では国民的アニメにもなっただけに、印象を含めて制作側もかなり神経を使ったんやろう。
それは過去にもアニメキャラの声優さんが変わったはかりに起こるアンチの存在が大きい。
例えば、ドラえもんも大山のぶ代さんから水田わさびさんへ交代になった時も「イメージと違う」とかバッシングが酷いもんやったし、ルパン三世の声で馴染み深い山田康雄さんが亡くなられて変わられたのがモノマネをされていたという理由だけで栗田貫一さんになったりしとる。
栗田さんも「山田さんが発したことのない言葉を話すのがきつい」と言われてたくらい、役になりかなというよりも観とる側が持つイメージを優先させなれかばならないという制作側の苦労が垣間見える。
代わってからの新作は4/21からとのことやが、大役を担うプレッシャーもあるやろし、前任者と比較されてしまうのはある意味仕方のない世界でもあるけど、菊池さんには菊池さんにしかできないまる子を演じてほしいなと思う。
そっくりに演ずることだけが作品を良くすることにはならん。
役にどれだけなりきれるかが観とる側に伝われば、ワイはそれが一番大事なものになっていくと思っとる。