チグハグな試合が続く阪神。
昨年までとは違い、1点差をものにできなかったのは痛かった。
もちろんドンデンの言うように、桐敷は責められんし、その前に西勇が牧・宮崎に連打を浴びてしまったところのほうが流れ的には厳しかった。
ただ、それよりも前に打線やろなぁ。
昨日も思ったけど、今の打線でポイントとなるのは中野と木浪になっとる。
特に中野が送りバントでしかランナーを先に進められないバッティングになっとるのは、あとを打つクリーンナップにとっても一つ負担が増えるだけになっとる。
どちらかが生き残れるなら打たせていけるけど、昨日も2つゲッツーやし、チャンスを活かせられない攻撃は相手を楽にさせてしまう。
本人が気づいとるのかまでわからんが、ちと振りが強引やし、昨年以上に大振りやし、あれでは繋ぐとか進塁させるとかというやれて当たり前の攻撃にはならんかな。
木浪も段々打席で焦りが見えてきとる。
少し頭を冷やさんと打てる球までバットが出んようになる。
長打を敢えて捨てたから昨年のようなバッティングができてたんやけど、今季はそこに意外性でも求めていきたいのかなぁ。
それでどうにかなるならやればええんやけど、8番で攻撃を終わらせないことがその打順で起用される理由なんやということを今一度思い出せるかどうかやろな。
想定外という言葉からもドンデンも策が出しきれないもどかしさがあるんやろう。
クリーンナップに当たりがあまり出てないというのはあっても、そこに繋いでいくことを他の打者がしていかない限り、攻撃のリズムも悪くなるし、好調な選手の状態まで落としかねない。
昨年以上のことをしていこうという意気込みはあっても、昨年できたことができなくなるようなら無意味やということを中野と木浪は強く認識してもらいたいなと思う。
