三振が多いのは別にええやろ | 読む人の従容たる日常

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本塁打がルーキー時代から3年連続20本以上という史上6人目となる記録となった佐藤輝。

彼の飛ばす力は恐らく球界一と言えるやろう。

反面、三振の数もルーキー時代からの通算で449個となり、日本人最多となった。


三振が多くなるのはホームランバッターの宿命と言える。

ポイントを小さくしつつ、かつ、振る力がよりこもる分、スイングの精度は落ちるもんやしね。

そやから別にシーズンで何度三振しようがワイは特に何とも思わん。

それに今季阪神はボールを見るようにドンデンが方針として示した結果、チーム全体の三振も大幅増となったことからも、数を気にすることはちと違う。


むしろ佐藤輝に不満があるのは「三振の内容」。

落ちる球をマン振りしたり、狙い球を決めずに合わせていこうとするばかりに振り遅れたりと、ルーキー時代から全く変わらないスタンスは軸として見たら頼りなさが際立っとる。

改善してきとるとは思うが、打てない球を振るのは側から見とると正直ガッカリする。


天性で与えられた素晴らしい能力を活かすために努力することを怠ってはならない。

時には我慢することもせなあかんし、決めたからにはそれを守り通すことも大事。

相手バッテリーを楽にさせる打席を更に減らすことをしていくことが、現時点では絶対的に足りとらんことが最大の問題点とちゃうやろか。


アメリカに行ってドライブライン・ベースボールでトレーニングすることもええが、まずは打てない球を振らなくするように我慢を覚えることが最優先して取り組む課題やとワイは思う。