ゲームキューブは2001年に任天堂から発売されたテレビ接続型ゲーム機の4代目となるハードになる。
前世代機種であるNINTENDO 64よりも性能面で大幅な進化を遂げたことに加えて、それまでの任天堂ハードでは当たり前やったROMカセット方式から光ディスク方式が採用されたことは一番の進化点と言えるやろう。
PS2やXBOXが採用していたDVDフォーマットやなく、パナソニックとの独自開発したものではあったが、それでも1.5Gまで容量もアップした。
ただ残念ながら、当時はPS2が家庭ゲーム界をほぼ手中に収めていたこともあり、ヒットとは至らなかった。
とは言え、実はゲームキューブには名作と言われるソフトが数多く存在する。
また、ハードをコラボしたことも多くあり、ワイも2003年に阪神優勝した時に発売された縦縞仕様のゲームキューブをまだ持っとる。
外箱は色褪せとるし、動かんかも知れんが、これもまた思い出の品となっとる。
紹介した記事にもある「大乱闘スマッシュブラザーズDX」「ペーパーマリオRPG」「カービィのエアライド」もそうやが、カートゥーン風に表現された「ゼルダの伝説 風のタクト」とかCMソングが悲しい「ピクミン」とかスマホタイトルにまで人気になった「どうぶつの森」などの現在まで続くシリーズソフトが始まったのもゲームキューブやった。
中でもワイがハマったのは現バンダイナムコからリリースされた「ソウルキャリバーII」。
このソフトは3機種同時マルチプラットフォームでリリースされたんやが、ゲストキャラクターが機種毎で異なっていた。
PS2は鉄拳シリーズの三島平八、XBOXはアメコミヒーローであったスポーンが参戦しとるが、ゲームキューブ版はなんとゼルダの伝説からリンクが参戦し、バンダイナムコと任天堂とがタッグした形でのゲームに仕上がっている。
後に「ソウルキャリバーII」はPS3でリメイクされるが、当然リンクは出てこない。
そういう意味でも貴重なゲームになったのは確かやし、剣士対戦アクションなので各ハードででた中では最も世界観も壊さない出来になっとるのも魅力やった。
まもなく任天堂もSwitchの後継機を発表するやろうけど、ゲーム機はグラフィックだけやなく、中身も伴うものやないとあかんと示してくれるのは任天堂くらいしかもはや残っとらんやろう。
これからもゲーム好きを悩ませ、ワクワクさせるゲームを作っていってほしいし、是非ともアーカイブでゲームキューブソフトをプレイできるようにしてほしいかな。