韓3-4日
勝:吉村(1勝0敗)
負:ヘヨン(1勝1敗)
本:日 牧1号
アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝は日本がサヨナラ勝ちで大会連覇となった。
3回に今井が甘えた四球と牧のエラーで背負ったピンチの場面で2点タイムリーを浴びて先制されたものの、5回に牧が汚名挽回とばかりにホームランを放ち、6回にはランナー3塁の場面で佐藤輝が犠牲フライを放って同点に追いついた。
延長10回、タイブレイクの中で吉村も2アウトは奪うも、勝ち越しタイムリーを浴びてしまうが、裏の攻撃で代打古賀が送りバントを決め、満塁策をとられてから坂倉が犠牲フライを放って再度同点、さらに満塁策から門脇がサヨナラタイムリーヒットを放ってゲームセットとなった。
今井は制球がイマイチやったが、あとを受けた根本がしっかり抑え切ったことが同点にまで追いつくきっかけになったように思う。
そこからは桐敷・田口も0点で抑えたのもしぶとさを見せてくれたね。
打線では打順を入れ替えたからとは思えんが、繋がりがなかったものの牧の一発が流れを変えた。
チームのキャプテンと呼ばれた選手が、自らのミスを帳消しにする一打を放てば、乗ってくるというものやろう。
佐藤輝も坂倉も最低限の仕事をしたし、門脇もそこまであまり良くなかった中で決めたのは大きかったように思う。
準備期間が万全とは言えないスケジュールの中で地力の強さを見せれたのは日本にとってプラスに働いたと感じた。
井端も初監督ということで手探りの中で、なんとか有意に持っていこうとする努力の部分も垣間見えたしね。
今やレベルの高さはアジアにとどまらず、世界相手に立ち振る舞える程になれとるやろう。
なお、おそらくほとんどの阪神ファンがこの大会中の佐藤輝の守備を見て感じたことは「それを阪神でもやれよ」ってことやろう。
手を抜きすぎやねん、ホンマ…。