3月16日、福島県沖を震源とするM7.4の地震が発生した。
福島県や宮城県で震度6強を観測する大きなもので、かつ、発生が深夜11時半ということもあり就寝していた方も多かったことから、かなりとに戸惑われたと思う。
そんな中でも、ワイの友人、知人、家族と連絡が取れ、命が無事だったということを確認でき、それだけが唯一の助けやと感じた。
ただ、被害は甚大で、仏壇が倒れた(というより吹き飛んだように見えるくらい飛んでいた)り、テレビが頭に飛んで落ちてきたりと、一つ間違えば命の危険もあった状態やったという。
ワイが元務めていた会社も壁は崩落し、窓ガラスもほぼ全割れ状態。
テレビでも新幹線の脱線した様子を映していたりと、相当なエネルギーの地震だったことがうかがい知れる。
避難しようとした過程で犠牲になられた方もおられた。
東日本大震災から11年、復興しつつある中やのに、なぜこんなことがまた起こるのかと行き場のない怒りすら覚える。
人災やないだけに、余計にどこにぶつけたものかとフラストレーションがたまる一方になっとる。
コロナ問題も改善してきていても、佐世保へ全ての知り合いを呼び寄せることすら叶う状況でもなく、どうしてあげることが良いのかすらワイの中では見つけられておらん。
ただただ力の無さを嘆くことしかできんワイ自身の不甲斐なさが恨めくもある。
綺麗ごとを言うつもりはないが、今は命を守ることだけに集中してほしいし、生きていればきっと好転することになると信じたいし、そうやって前を向いてほしいと心から願う。
そして、他の地域の方も、いつ起こるかわからないことだけに、準備を万端にせずとも、命が助かるための避難ルートや場所だけは把握しておいてほしいと感じる。
命をつなぐことが何より大事なことやということだけ記しておきたい。