一日目の作業を終え、小屋に帰り、夕食を食べている間に、ガスがはれて小屋の窓の格子がオレンジ色になっていました。

18:00ちょっとすぎ。小屋の外に出てみると、紺色になった空と、真っ赤な日本海が見えました。
三脚がなかったので、斜めになった標柱から撮ったら、ななめになりました。
奥のオレンジ色のなかにぽつぽつとゴマみたいなのは、海の上の雲だと思います。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋からの夕焼けななめ

はあて、三脚がないか~。
こまりますね。
しかたがないので、小屋のかべにカメラのよこがわをあてて撮りました。
写真の右側の稜線は、袖朝日。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋からの夕焼け

縦の写真も撮ってみました。
なんというかね、あれです。大きな虹みたいな色になっていたんです。
オレンジから、白っぽくなり、黄緑やエメラルドグリーンみたいな色も入っていました。
そして、紺色へ。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋からの夕焼けたて

時間を忘れて、眺めていると、関東から来たというご夫婦が外に出てきました。

だんだんと、星も見えてきたので、北斗七星から、アークトゥルス。
織姫のヴェガと牽牛のアルタイル、十字架のようなはくちょう座とデネブ。いくつかの流れ星が流れ、あらら、さそり座もまだ見えますね~。なんて具合に、しばらく一緒に星座めぐりを楽しみました。

夕焼けが薄くなり目が慣れてくると、天頂には天の川が白い雲のように。
※平らなところを探して、地面において撮りました。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋からの天の川

ご夫婦は、朝日連峰で百名山のゴールとのことでした。いやあ、感動的です。
小屋番さんのはなしでは、大朝日岳が百名山の最後、というかたは今年になって6パーティ目、だそうです。
日帰りのかたもいるでしょうから、大朝日岳がラストのかたはもっといるのでしょうね。
深田久弥さんの、「日本百名山」では、「朝日岳」として名が載っていますが、、やはり百名山としては、「日本百名山」にの文中に「朝日の価値は、連峰全体にあるとみなしてよいだろう」とあります。
大朝日岳一峰に、日帰りでさささ、と登って、はいOK。で、朝日に行ってきました。
ではね。もったいないなあ。

このご夫婦は、以東岳から大朝日まで来たそうで、ガスで大朝日は遠くから見えなかったとのことですが、翌朝、頂上から、自分たちの歩いてきた道を振り返って感慨をあらたにしているようでした。

だんなさんは、これからは、星の写真を撮ったり、夜空を眺めたりしようかな、と新たな趣味を見つけたようでした。

大朝日小屋の前から、大朝日岳をながめると、頂上は見えませんけれど、いて座が頂上付近にあって、山からもやが立っているみたいに天の川が見えました。
山の草とか花とか虫とか-大朝日岳からもやのような天の川
あらまあ、右下に黒い線。電線ではなくって、物干しのロープが写ってしまいました。

ちょっと位置を変えて、もう一度。
いて座のあたりは、銀河系の中心部の方向で、天の川が一番濃くなっています。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋からの天の川

小屋の消灯は20時。
最後に、小屋のまえから村山盆地を撮りました。
山の草とか花とか虫とか-村山盆地の光

街は明るいなあ。奥羽山脈が見えますけど、写真中央からちょっと左。木星がちょうど顔をだしたようでした。

大朝日岳山頂からの日の出。につづく。
昨日、今日と、朝日連峰の合同保全作業に参加してきました。

県内の山岳会などが集まって、稜線部など登山道や、植生が荒れてしまっている箇所の修繕や植生回復のための作業をしたのでした。

会の作業として参加をするのですけど、久々に山に行けるのでうれしいのでした。

さてさて。いちおう、ルート図。
山の草とか花とか虫とか-ルート図
標高などは、5月4日「大朝日岳へ1 大井沢~古寺鉱泉 イワウチワ」で書いておりましたから、今回は、水場を載せてみました。

9/24

出発(鉱泉駐車場) 6:45 一服清水 8:20 日暮沢へ分岐 8:35

三沢清水 9:13 古寺山 9:52 銀玉水 11:25 小屋 12:22

所要時間 5時間37分

今回は、いろんな会の方と一緒に登ったので、おおむね標準的な所要時間になっていると思います。
いつもは、写真を撮ったり、居眠りしたりしますから、あまりあてになりません。

朝、6時45分 古寺鉱泉を出発しました。
このときは、晴れていたのですけど、だんだんとガスが濃くなり、雨になりました。
山の草とか花とか虫とか-古寺鉱泉

ハナヌキ峰下の「一服清水」に行くまでの間にあったオオバクロモジの実。
クロモジは、たいへんよい香りがして、お茶の和菓子を食べるときの楊枝、などにつかうそうです。
山の草とか花とか虫とか-オオバクロモジの実

こちらは、ツクバネソウの実。
うんうん。たしかに羽根つきの、たねの部分みたいです。
色は違えど、なんとなくタコみたいですね。
山の草とか花とか虫とか-ツクバネソウの実
いろんな草がタネになっていました。ああ、やっぱりもう秋なのだなあ。

大朝日小屋までのルートには、3箇所水場があります。
「一服清水」は、ハナヌキ峰のふもとあたりにあって、表面をちょっと流れてから水場になるので、大雨のときなどは、葉っぱのかけらなどが入ってしまうことがあります。晴れが続くと、ちょっと細くなることがあるそうです。ここで、8:20でしたから、古寺鉱泉からは、約1時間30分でした。
山の草とか花とか虫とか-一服清水

「一服清水」から、日暮沢からの合流で8:35。
ここらへんから、古寺山への登りになります。
山の草とか花とか虫とか-日暮沢との分岐

古寺山の手前にふたつめの水場。「三沢清水」があります。
「さんさわしみず」ではなく、「さんざしみず」と読むのでした。
ここは、ちょっとはなれた水源からホースで水を引いていて、大朝日小屋の管理人さんや荷揚げの人が、大雨などが降るとちゃんと出ているか確認しています。
ちょうど荒れた天候のときなどには、出ていないこともあるかもしれませんから注意してくださいね。
今回は、ここで9:13でした。
山の草とか花とか虫とか-三沢清水
「三沢清水」からは、「銀玉水」まで水場がありません。

「三沢清水」に近づくころ、ガスが濃くなり、ぽつぽつ雨が降ってきたので、みんなレインウェアを着ました。

古寺山山頂には、9:52着。
ここからは、晴れていれば大朝日岳がばっちり見えるのですけど、うえのほうはさらにガスが濃いです。
山の草とか花とか虫とか-古寺山山頂

古寺山から、進んでいくうち、雨と風が強まりました。
寒ぅ~。
小朝日岳は通らずに、巻き道を行きました。(雨のためカメラはしまいこんでいました)。

「銀玉水」は、「ぎんぎょくすい」。
大朝日の小屋に着くまでの最後の水場です。
ここで、11:25。
山の草とか花とか虫とか-銀玉水標柱

「銀玉水」は、登山道をうえに向かって、左にちょっとおりたところにあります。
雪が消えて、8月中に晴れが続くと、細くなったりすることもあります。
山の草とか花とか虫とか-銀玉水

「銀玉水」からは、ちょっと傾斜が強くなり、吹きさらしの稜線を歩くことになります。
風が強いと、危ないこともあるので、「銀玉水」で休憩して、飛ばされそうなものなどチェックしましょうね。

小屋着は、12:22でした。
山の草とか花とか虫とか-大朝日小屋前
このあと、午後の作業でしたが、お昼ご飯を食べている間に、雨が止みました。
まだ、風はあって、レインウェアのなかにフリースなどを着こんで、ネットを運搬したり。ヤシガラなどの保護用資材を運んだりしました。
作業の様子は、また別な記事で。

なお、大朝日小屋の水場は、今回作業する箇所の「金玉水」です。小屋からちょっとくだって水を汲まないといけないので、泊まりの場合は、「銀玉水」で、夕食、昼食分の水を確保しましょうね。
※「金玉水」は「きんぎょくすい」と読みます。特に女性は、まかり間違っても訓読みしないように注意ですね。

作業後、小屋に戻ると、ガスの切れ間から西に傾いた太陽からの日差しが時折見えました。
山の草とか花とか虫とか-作業後のガスの切れ間

このあと、夕食後、たいへん素敵な、夕焼けと星空になりました。
それは、つぎのおはなしです。


Plant×50

オオバクロモジ、ツクバネソウ・・・2種×50=100円

climb×100

古寺山・・・1座×100=100円

9月1日から累計3,050円  4~8月:18,150円
9月24日~25日 朝日連峰の登山道などの保全作業に行ってきました。

今回は、いろんな山岳会のかたと登りましたから、平均的なルートタイムとなっていると思います。
これから詳しく書いていきますが、とりあえず、写真のみ。

(なお、詳細な記事を記載終了後、この記事は削除予定です。コメント欄もつけませんから、ご了承ください。無事に帰ってきましたよ。という報告です)

24日の夕焼け。
奥は日本海です。
山の草とか花とか虫とか-夕焼け

25日の朝焼けと月。
山の草とか花とか虫とか-朝焼け

今回は、山頂にも行きました。
山頂にて朝日を眺めるひとたち。
山の草とか花とか虫とか-日の出の山頂

反対側には大朝日岳の影。
山の草とか花とか虫とか-影朝日

久々に、山頂付近で晴れてくれました。
雨の山も好きですが、やはり晴れるとうれしいですね。

では