駅に相撲ののぼりが立っていました。
今週末に大相撲の巡業がやってくるそうです。チケットはもう完売になるほどで、のぼりも異例なほどたくさんたっているのだそうです。
ぼくの住むようなちいさな町に大相撲の巡業が来ることが異例のことでもあるそうです。
のぼりは佐渡ヶ嶽部屋とこの部屋の力士のものが多く、というのも佐渡ヶ嶽部屋の親方は山形出身で、親方になったいまでも山形ではヒーローなのです。現役のころには、今は親方になっている琴の若が勝った日には、地元のスーパーでは花火があがりセールになりました。
山の草とか花とか虫とか-相撲ののぼり

あ、相撲のはなしではなく、のぼりを観にいった際に、のぼりの右のサクラの木のあなにハチの出入りしているのを見つけました。ミツバチと似ているのですが、大きさはふたまわりほど大きいと感じました。持っているのはなんでしょう?葉っぱに見えます。
山の草とか花とか虫とか-葉をはこぶハチ

別なものでは、おしりの下が黄色くなっていました。こちらはなんだか花粉のようです。
山の草とか花とか虫とか-おしりがきいろい

たいへんに興味が湧いたのでしばらく出入りするのを見ていると、葉を持ったまま出口にもう一度現れたハチがいました。あごで葉を持っていました。
山の草とか花とか虫とか-こっちを向いた

穴から再び姿を現すと葉っぱはもう持っていません。葉は巣の中に置いてきているようです。
一番鮮明に写ったもので確認すると、胸に明るい茶色の毛が生えていて、おしり(腹部)の頭側から2節まで毛があります。これはどうやらハキリバチの一種のようです。葉で穴の中で巣を作るようです。食べるのかな?
山の草とか花とか虫とか-ハキリバチ 大きく

しばらく見ていると(実は、のべ3日ほど見ました)、くわえた葉を落としたものがおりました。
山の草とか花とか虫とか-おとしもの

拾ってみてみると、う~ん。これは見覚えのある葉です。
山の草とか花とか虫とか-おとしもの表面

裏面はちょっと白っぽく、毛が生えています。全体に紙のような質感の葉です。
山の草とか花とか虫とか-おとしもの裏面
撮ったあとに葉をもんでにおいを確認すると、これはマメの仲間の葉のようでした。

ハチの飛び去っていく方向を見ると、線路と、その脇には草むらがあります。(駅ですからね)
う~ん。どう考える?ワトスン君。
山の草とか花とか虫とか-線路脇

線路の脇というのは、実はいろんな草があります。
落し物のてがかりのマメの仲間の葉があるのかな?

さてさて、これはどうやら違う葉です。
山の草とか花とか虫とか-これではない

これも違います。
山の草とか花とか虫とか-これもちがう

お!
山の草とか花とか虫とか-ヤブマメの葉

と、その前に、列車が通りました。
山の草とか花とか虫とか-列車が通る

さて、
ふむふむ、落し物の葉はこれの葉のように見えました。
この葉は、ヤブマメの葉ですね。質感も葉脈の様子も葉の形も似ております。
山の草とか花とか虫とか-ヤブマメ 表面

切り取った跡が無いものか探してみましたが見つかりません。
ちょっと輪郭のぎざぎざした感じに切り取られた葉はありました。
しかし、この葉であることは間違いないように思います。
山の草とか花とか虫とか-切った後か知らん

さて、そもそものハチを図鑑でヤブマメの葉を食べるものとして調べてみると、残念。ばっちりあてはまるようなのがぼくの図鑑には見当たりません。クズの葉を切り取るクズハキリバチというのがいるようです。クズはヤブマメと同じマメ科の植物です。
虫は、たいへんに特徴のはっきりしたもの、農作物と関連するもの、数の多いものなどは図鑑にしっかり載るのですが、そうでない虫は図鑑に載っていないものがたいへんに多いのだと、虫を見れば見るほどに感じるようになりました。

Plant×50

ヤブマメ・・・1種×50=50円

蟲×50

ハキリバチの一種・・・1種×50=50円

8月1日から累計600円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
今日の記事は、後ほど可愛らしいハバチの幼虫が登場します。幼虫の苦手な方は気をつけてくださいね。

さて、帰りのヒメコマツの尾根では登りとは逆のほうから陽が射しておりました。
山の草とか花とか虫とか-ヒメコマツの尾根 帰り

ナナカマドの葉に夕暮れ近くなった陽が射して透けて見えます。
山の草とか花とか虫とか-ナナカマドの葉

ナナカマドといえば、作業していた場所の近くのナナカマドの葉が軸だけになっていました。
葉にはちいさな黄色い幼虫たちがくっついています。
山の草とか花とか虫とか-ナナカマドと幼虫

思わず、おぉ!と声が出ました。
幼虫たちは葉のふちにならんで、先頭のものが一番へりを食べ、次のものがその内側を食べ、次もそれにならいます。なんと見事な食べ方でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ならんだならんだ
眺めていると、小さなハチがやってきました。形からすると、狩蜂の仲間のようなハチでしたが、そのハチが近寄ると、この幼虫たちはみんなでいっせいに尻尾を振り上げました。そしたらそのハチは逃げていってしまいました。

幼虫をもうちょっとじっくり見てみましょう。
頭の次に、3対の脚があり、その後ろに、う~ん、6対かな?7対かな?おなかの脚があります。
山の草とか花とか虫とか-脚の数
これはハバチの幼虫のようです。チョウの仲間の幼虫は、おなかの脚は4対以下となっています。
シャクトリムシなどでは、おなかの脚は4対よりも少なくなっていますね。

例に、アオソ(カラムシ)にいたアカタテハの幼虫と思われる幼虫です。
頭の次の脚がわかりにくいですが、おなかの脚は4対です。
山の草とか花とか虫とか-アカタテハ

ほかの葉にいたものでは、右の一番下とそのうしろ、4匹目の頭と頭のつぎの脚が黄色くなっていました。おしりのところがみなさん黒っぽくなっておりますが、これはうんちが入っているようでした。
山の草とか花とか虫とか-頭の黄色いハバチの幼虫
ハバチのなかまは、まだわからないものが多いらしく、ぼくの図鑑にも限られた数しか載っておりません。バラなどで見かけるチュウレンジバチの仲間のようにも見えるのですが、なんだか雰囲気が違いました。図鑑には載っていないので、ネットで調べてみると、ナナカマドキアシハバチ(仮称)というのに行き当たりました。特徴は当てはまります。
ハバチだけでなくハチのなかまは、刺すものなどはよく調べられているのですが、ハバチや寄生蜂、ほかにもなんだかまだわからないハチの仲間は多いらしく、分類さえまだよくわからないのだといいます。まだヒトが気がつかないでいる間に絶滅しているものもあるのでしょうね。

この日は良く晴れて、帰り道に小朝日岳が見えました。大朝日岳は手前の山の陰です。
山の草とか花とか虫とか-小朝日岳

奥に見える以東岳。手前に重なる尾根から尾根。西に傾いた陽で手前の尾根ほどグラデーションのように色合いが濃くなっておりました。
山の草とか花とか虫とか-以東岳

西陽は竜ヶ岳の上にいました。
山の草とか花とか虫とか-竜ヶ岳


Plant×50

ナナカマド・・・1種×50=50円

蟲×50

ナナカマドキアシハバチ(仮称)・・・1種×50=50円

8月1日から累計500円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円
作業中などにいくつか虫などを観察していました。(さぼった?)
ツルリンドウの長いつつのような花は淡い色あいです。花のつつのようなのも長いですが、花を見ることのできる期間も長いような気がします。
山の草とか花とか虫とか-ツルリンドウ

ブナの森の様子は好きです。大きくなったブナの枝は横に張り出して、こういうところにクマが棚を作って休んだりするそうです。遠くからならその光景を見てみたいものです。
山の草とか花とか虫とか-ブナの森

作業が終わって、一服清水まで降りてきました。
古寺山が遠くに見えます。この日は、写真に写る稜線の右端で手前の木に隠れるくらいのところでの作業だったかと思います。
山の草とか花とか虫とか-古寺山遠望

一服清水のすぐ近くにも太目のブナがあって、そこに動く影を見つけました。
この写真に虫が写っているのですが見えますか?(記事の最後のほうで答え合わせがありますよ

山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ1

虫くんはだんだんと木を降りてきてくれました。
そろそろ見えます?
山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ2

だんだんと大きく写るようになりました。これならどうでしょう?
山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ3

ほら、これならはっきりわかりますね。木の幹に影を落としています。
山の草とか花とか虫とか-見えた

手の届くところまで来たのでちょっとお付き合いを願いました。
木の幹にいると目立たないのに、手に持つとこんなに派手な模様に見えます。ゼブラカラー、という感じですね。
山の草とか花とか虫とか-つまんだところ

そして、長い長い触角!
帰宅してから図鑑で調べてみるとヒゲナガゴマフカミキリ、というカミキリムシの仲間でした。
山の草とか花とか虫とか-なが~いひげ

図鑑には、ブナ材を好むとあってそのとおりにブナにおりました。
近くで大きく撮ったのに、木の幹の模様に溶け込むようです。お見事!
山の草とか花とか虫とか-ヒゲナガゴマフカミキリとブナ

さて、答えあわせですよ。
一枚目のものは、ここにいました。
山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ答え合わせ1

次はここ。
長いひげが目立ってしまっていますね。
山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ答え合わせ2

三枚目はここにいました。
これだと体の影が木に落ちているのでわかりやすかったかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-かくれんぼ答え合わせ3

さて、もうひとつかくれんぼしていたのが見つかりました。
7月22日「手の届かない虫 夏の小朝日鳥原周回ルート1」で見つけたのに、先週の作業の際には見つけられなかったオニノヤガラです。もう実になっていました。
山の草とか花とか虫とか-オニヤガラ 実のころ

この実にはどんなタネが詰まっているのかな?熟すにはもうちょっと時間が要りそうです。
山の草とか花とか虫とか-オニヤガラの実 拡大

このへんにあったはず!と記憶していたとおりのところにありました・・・。
なんで先週は見つからなかったのでしょうか?やはり不思議なオニノヤガラです。
(ぼくが見落としただけです)

Plant×50

ツルリンドウ、オニノヤガラ・・・2種×50=100円

蟲×50

ヒゲナガゴマフカミキリ・・・1種×50=50円

8月1日から累計400円

2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円