田んぼから持って帰ったもみは乾燥機に入りました。

これはもみの湿度を測るために用いるちいさなもみすりの器具です。
ちいさなもみすり

もみのとれた玄米を試料にして機械にかけます。
湿度検査

乾燥機の四隅からサンプルをとって4回測り、平均は17%とでました。
これを約15%になるまで乾燥させます。
検査結果

翌朝、12日の朝のことです。
人がたくさん集まっておりますね。
ぼくの住む町には、4年に一度の大運動会というのがあり、たいへんな参加率でもって開催されます。4年に一度なので、人によっては「オリンピック運動会」と呼びます。
開会式

朝の月。
朝の月


ぼくの入っているチームは、町のもっとも山間部、全人口300人ちょっとのの地区からなります。
ぼくもいくつかの種目に出場しました。
つなひきは、三本勝負の1本目を取ったのでしたが、その後残念ながら負けてしまいました。
激戦の痕がグラウンドに残っています。
つな

ほかの人の出場した障害物競走は、30代の部、40代の部から出場でしたが、どちらもだんとつで一等になりました。
ハードル

まりひろい(まりを拾って、ゴールの役員さんへ持っていくとアメがもらえるのです)には、多数のちびっこたちが。
ちびっこ
なお、ちびっこたちのこれはチーム点数にカウント無しです。

むかで競争は、ゴールするとみんなばたばたと倒れていました。
むかで競争

最後まで参加したかったのですが、田んぼの仕事を終わらせないといけないので、自分の出場種目が終わったら暇をいただきました。最終的には、総合第2位の成績となったそうです。
山あいの集落には人口、若者の数が少ないわけでしょうが、基礎体力が高いのかもしれません。
(しかもこの日は、全国育樹祭が山形県内で開催されていて、林業関係の人は出場できなかったにも関わらず、です)

はやびきする途中に出会ったにゃんこ。しなやかな四肢。足先がやわらかに地面についているあたりがたまりません。
美にゃん

振り返るとなかなかの見返り美猫でありました。
見返り美猫

運動会から帰ると、さっさとごはんを食べて、すぐに田んぼに。
田んぼへ

この先週末にも、また大きな台風が来ており、終わらしてしまわないとせっかくの収穫を腐らせたりすることになるので、なんとしても終わらせねばなるまい、ということなのでありました。
こないだの週末のことです。
11日は朝から小屋に乾燥機の設置作業をしていました。乾燥機は、組み立て式です。
右の丸いところがストーブになっていて、左の丸い部品は200V用のモーターです。
このモーターは、普段は別の機械(精米機)に繋がっており、この作業時のみ乾燥機にくっつきます。
乾燥機設置

もう何十年も使っていて、交換用の部品もとっくにありませんが、なんだかんだと修理しながら使えています。ここ数年では、この電磁弁のホースを交換し、目盛りのところの燃料漏れをパテ埋めし、
電磁弁

本体も、パネルを組み立てていくものです。とても簡単なつくりですね。
今の乾燥機は、湿度計なども入っているそうで、全自動でやってくれますが、これは、ほとんど手動というのかなんというのか。乾燥時間も天日乾燥の出荷用仕上げのちょこっとした時間のみです。
乾燥機
組立作業中は、お隣の家のちびっこ二人がやってきて、ぼくの足元をくるくる回ったりしていて楽しいのと危ないのと。(ぼくもちいさなころには近くのいろんな家に行っては遊んでいたのでお互い様です)

乾燥機の組み立て後は、脱穀機を田んぼに移動。
と、思ったら、アクセルの調子が悪く、ワイヤを外して掃除して注油して調整し、なんとか直りました。
で、田んぼへ。
脱穀機出陣

そんなことをしているうちに、早朝は正午くらいになってしまいました。
田んぼへ

一旦、帰宅し、昼食をとって再び田んぼへ。
稲杭のシートをはずして、稲束の乾いたところの様子です。
乾燥済み

もみ、乾燥していますね。かさかさっとしています。午後からは日が当たらなくなってしまいましたが、わらの日で乾いたふんわり草のにおいがしています。
乾燥したもみ

いねこぎ(脱穀)のはじまりです。
この日は、ひとりきりの作業でした。(後半にじいさまが様子を見に来てすこし手伝ってくれました)
位置を動かして、稲束を機械へ通し、袋にもみがたまると背負ってトラックへ運び。
脱穀中

稲束は、この隙間へ入れると、ベルトコンベアのように向こうまで、穂先をぐるぐる回転するドラムにもみをこそげとられながら進みます。
脱穀機へ

黙々と作業すること数時間。(いえ、実際には黙々とではなくて鼻歌まじりでしたが)
軽トラックの荷台に18袋を積んでこの日の午後の作業を終了にしました。
一袋は約30kgほど(ほんとでしょうか?)だそうです。18袋で約9俵分?
軽トラ一杯分

この日は三枚分の田んぼを終わらせました。
この日は三枚分の脱穀をしました。

こちらの山の影があちらの山肌に落ちています。
あちらの山へ映るこちらの山影

小屋の乾燥機へふくろからもみを開けて均し、作業終了となりました。
小屋へ

翌日の12日も朝から作業したかったのですが、4年に一度の大きな地区対抗運動会(オリンピック運動会)があり、午前中はそちらに出場のため思うように進みませんでした。
台風がやってきては去るたびに、朝夕は冷え込むようになってきました。
朝日連峰の大朝日小屋は雪の季節が近づき、今年の常駐体制を終えて小屋番さんもふもとに帰ってきました。
まだ紅葉のシーズンですので、天候のよい週末には小屋へ入るとのことですが、ひとまず、ひとつの季節が過ぎたのだという節目となりました。

以前にも紹介したことがありましたが、小屋番さんから、今年の小屋の様子をお知らせいただきましたので、再び大朝日の小屋から愛を込めてお便りをお届けしたいと思います。
撮影は小屋番さん、たくさんの素晴らしい写真のなかから一部をロッキーチャック好みの選にて。
(実は8月中に今年前半の写真をおもらいしていたのですが、載せる機会を逸しましてこの時期となりました)

なお、一枚目のモモンガは、小屋番さん撮影で、3月の写真です。小屋に登っている際だけでなく、雪の多い時期にはあちらこちらのふもとの山でも生き物を追いかけている方なのです。
モモンガ

今年の小屋は、ハプニングからはじまりました。
5月に入ってすぐ、まだ雪深いなかを登って行くと、小屋の玄関内部が凍り付いていたそうです。
積雪期対応のため二階にもドアがあり、そこから入って、なんとか一階のドアは開いたと連絡をもらいました。ただし、トイレも凍りついて使えない状態になっていたため、5月の連休中の対応をどうするかあたふたしたのを思い出します。
写真は、氷を片付け途中の様子のようです。
小屋の氷
原因としては、小屋のトイレの山頂方向の屋外にあるメンテナンス用の扉の隙間から、山頂方向で積もって凍った雪面の上を融雪とともに水が流れて入ってきたのでないかとのことでした。
雪の量やタイミング等もあると思われるので対応の難しい面がありますね。

5月も中旬に近くなったころのふもとの新緑が見える山の上の様子。おそらく登る途中に、小朝日山頂付近から撮影のものでしょう。
ふもとの新緑

このころ、金玉水のあたりを黒いあれが行き来していたとのことでした。
黒いもの

こんなふうに遠くから見るとかわいらしいシルエットです。
黒いものトリミング

藍色に還る空、山の端に残る橙。6月中旬のことです。
この頃が山開きがあり、小屋への常駐がはじまる時期です。
小屋の青い夕暮れ

7月のはじめ。朝焼け。
夕暮れの写真は多い

翼、尾翼を広げるチョウゲンボウ。
この姿勢からすると、風に乗って地面を眺め獲物を探しているところでしょう。
チョウゲンボウ

7月中旬。
大朝日山頂から、祝瓶、飯豊連峰方向。
祝瓶はるか

鐘と赤く染まる雲。
鐘と赤く染まる雲

8月目前の7月29日。西朝日へ沈む夕陽。
西朝日に沈む

このころから、オコジョが小屋近くに頻繁に遊びに来るようになったと、普段の通信などでも聞くようになりました。
写真を見せてもらったら、これはもう悶絶するかわいらしさですね。丸い耳、つぶらな瞳、ちょこんと小さな手をついて、おなかの白い毛はふわふわ、背中の茶色はつやっとなめらかそうです。
オコジョ

オコジョの写真はかなりの枚数があって、どれもかわいらしいのですが、特にたまらないかわいらしさだったのはこれです。どうも、岩の間に挟まっているのが好きなようです。
挟まるのが好き

8月初旬。盛夏の頃の夕暮れの大朝日小屋。ざっと拝見していくと、夕陽、朝日の写真の枚数が多いようでした。
景色がドラマティックであるということもあるでしょうが、いそがしい小屋の管理業務の合間に、ほっと息をつくのが朝夕のその時間帯なのでしょう。
小屋と夕暮れ

ふと、金玉水の上の雪渓の様子かな?と思ったら、いや、これは西朝日・・・。
ちょこっと散歩に出たこともあったようですね。
金玉水上部の雪渓 クリア

6月中旬から、10月中旬までの約4ヶ月間、小屋番さんは常駐をしています(たまに降りてきます)。
ほかにも面白い写真やにぎやかな小屋の様子などたくさんたくさんあるのですが、載せ切れません。ひと夏を過ごして文章などにおこしたら、本で数冊の分量になるのでないかというくらいに多々いろいろな出来事があるものなのでしょうね。
おはなしを聞いていると、小屋にいる間には、あちらこちらの山に行きたいのに行かれない、ということもあり、行っておきたい山などの計画もあるようですが、しばしご自愛いただいて、愛猫たちと体を休められてもらいたいなあと思っております。