さあさ、山に夏がやってきました。
今日は2013年の朝日連峰夏山開きのため鳥原山へ行ってきました。
今日歩いたところは、こないだ登山道の手入れをしたところです。
昨年の山開きの様子はこちら:2012年6月17日「2012朝日連峰夏山開き1 朝日連峰鳥原山へ

ブナ峠のおばさまのところから歩き始めます。出発は朝の7時。
道沿いもしっとりしておりますね。
山の草とか花とか虫とか-ブナ峠から

雨は止んでいましたが、草たちの葉はしっとり濡れています。
ズダヤクシュが群れ咲いております。
山の草とか花とか虫とか-ズダヤクシュ群れ咲く

ヤグルマソウにも穂が出て花の咲いているものもありました。
山の草とか花とか虫とか-ヤグルマソウ

コチャルメルソウは、花の時期は過ぎ、実の時期になっていました。
おわんのように開いた実にタネが乗っていました。
ここ数日の雨のためか、タネのからっぽのものも多くなっていました。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウ 実の時期

これはヤマクワガタでしょうか。
ぼくの図鑑の記載には、ヤマクワガタはこのあたりには無いようなことなので花が咲いたらもっとよく調べてみないといけません。
山の草とか花とか虫とか-ヤマクワガタ

沢の奥へ行くとそこからぐいっと登っていきます。
今回一緒に登るのは地元の役場の方、地元紙の記者さんたちです。
普段は山へ行かないかたもあり、急な登り(距離は短いんですが)をあえぐように登っております。
ほらほら、ブナの森が美しいですから、木々の様子を眺めながら気持ちを軽く持って歩くとよいのですよ、と思うのですが、なかなかそうもいかないようです。
山の草とか花とか虫とか-登り

古寺鉱泉から登ってくる道と合流する畑場峰分岐についたのは8時45分ごろ。
まあまあのペースかなという具合でした。
休憩しながらのんびり行きましょう。
山の草とか花とか虫とか-畑場峰分岐

花の咲いている草たちはほんとに多くなりました。
3枚の葉っぱのエンレイソウというのがありますが、こちらは4枚の葉っぱのツクバネソウです。
山の草とか花とか虫とか-ツクバネソウ

マイヅルソウも花の頃合でありました。
この草を撮るのには、やはり鶴の舞うと称されるこの葉の様子を撮るべきであろうと思いました。道沿いに群生しているところが多くあり見事なものです。
山の草とか花とか虫とか-マイヅルソウ

今朝まで雨の降っていたような山の道を進んでいきます。
時折ガスがかかったりもして、木々の中を進んでいるので見晴らしはあまりありません。
ひっそりとした雰囲気のブナの森です。
田代清水という水場でちょっと休憩。
この水場はあまり水量が多くありません。それなのに夏に涸れるというわけでもなくぴちゃぴちゃっとちょっとずつ水があります。沢を流れているので、飲むのはちょっとどうかな、なんて個人的には思っていました。顔をぴちゃっと洗ったりします。
山の草とか花とか虫とか-田代清水

この道は雰囲気が良いんです。なんというのですかね、山登りというよりは森の中を散歩するような気持ちでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-ブナの森

瑞々しいギンリョウソウもありました。
山の草とか花とか虫とか-ギンリョウソウ

花はほんとに多くなりましたね。
このあと、残雪を越えて鳥原の小屋へ向かいます。
昨日の夕方のこと、待ちに待っていた雨がようやく落ちてきました。
まだほんのちょっとだけでしたけれど。
山の草とか花とか虫とか-雨の跡

朝日連峰はガスに包まれています。
小朝日岳の中腹までは見えていました。
山の草とか花とか虫とか-もやの向こうの朝日連峰

すこし北へ目をやると、清太岩からユーフン、竜門への尾根。
山の草とか花とか虫とか-清太岩からユーフン、竜門

南にちらっと見えたのは御影森山でありましょうか。
山の草とか花とか虫とか-御影森

だんだん低く垂れ込め始めた雲の窓のようなところからその上の夕陽に照らされた雲の上が見えました。
山の草とか花とか虫とか-雲の窓

夜、家に帰って過ごしていると、南の方向からだんだんと雨の音が近くなってきて、ざ~っと音を立てて降り始めました。
じいさまと、親父さんとぼくと、3人して玄関先に出て、雨だね、雨だね。と。
5月の中旬からほとんど雨が降っておらず、その前の4月も雨が少なかったのでまともな雨はほんとうに久々なことでした。
山の草とか花とか虫とか-夜の雨

庭先に生えているアケビの葉にも雨粒が。
山の草とか花とか虫とか-雨粒

雨は、夜の間も弱く、たまに音を立てて降り続けました。

朝のこと、明るくなるとさっそく田んぼへ水の様子を見に行きました。
おとなりの家のとうちゃんは、待ちかねたようにしろかきしています。
これまで雨が少なくて、水が無く、しろかきができなかったのです。
山の草とか花とか虫とか-ようやくのしろかき

向かいの山の斜面からもやが立ち上がっていました。
山の木も草たちも生き返るようでありましょう。
山の草とか花とか虫とか-立ち上がるもや

田んぼに映る曇り空。
山の草とか花とか虫とか-たんぼに白雲

畦を歩いていくと、だんだん大きくなってきたオタマジャクシがぱちゃぱちゃ音を立てて目を覚ましました。
山の草とか花とか虫とか-踊るオタマジャクシ

うちの田んぼも、水が少ないためにひびが入ってしまうくらいに水のまわせないところも出てきていました。ようやく一息つくありがたい雨になりました。
まさに慈雨、これだけの量の水をまんべんなく山々へまくというようなことはとても人には出来ないことです。
晴れ=よい天気、というのが慣用であるのですが、雨も無いとたいへんに困るわけです。
じいさまが野菜を作るのに言うのは「美味いものは食い飽きる」というようなことでした。
天気もおんなじみたいでありますね。すっきり晴れももちろん好きですが、続けば困ったもので、雨も続けば山が崩れるし、ほどほどが良いなあと思います。
青空が続いております。
青い空、白い雲。
山の草とか花とか虫とか-青空

青空も好きなんですけれどもね。
山の草とか花とか虫とか-青空続く

このふわっとした白い雲は晴れの雲ですね。
山の草とか花とか虫とか-晴れの雲

晴れの雲も続きます。今日は予報では午後からの雨になっています。
どうかな、降るのかな。
山の草とか花とか虫とか-晴れの雲も続く

「寒さの夏はオロオロ歩き」というフレーズがありますが、このところの日照りで水が足りなくなっているので、あっちの田んぼが水が無いと水調整をして、そのうちに別なところが足りなくなって、ではこちらに、というような具合で寒くはないけれどオロオロ歩いておりました。

夕方、こないだとは別なカゲロウが舞っていました。
山の草とか花とか虫とか-モンカゲロウ舞う

結構な大型のカゲロウです。
山の草とか花とか虫とか-モンカゲロウ舞う2

尻尾が三本、翅には模様が入っています。
モンカゲロウの一種のようです。(こないだのはヒラタカゲロウの一種でした)
山の草とか花とか虫とか-尻尾が三本

みんなで上下に舞っているのですが、そのうちにカップルが成立するとからまりあってどこかへ飛んでいきます。
山の草とか花とか虫とか-モンカゲロウのカップル

田んぼの水面に落ちているものもありました。
アメンボが集まってお食事になっていました。命が循環しておるのですね。
アメンボと比較しても、かなり大きなカゲロウであるのがわかると思います。
山の草とか花とか虫とか-モンカゲロウ食べられる

カゲロウと名が付くけれど、川に住むカゲロウの仲間とはちょっと違ったカゲロウたちもおります。
これはヒロバカゲロウの仲間のウスモンヒロバカゲロウというものかと思っているのですが、草に登っているところでした。
川に住むカゲロウの仲間は、カゲロウ目となっておりますが、このヒロバカゲロウの仲間、アリジゴクのウスバカゲロウ、アブラムシを食べるクサカゲロウなどはアミメカゲロウ目となっていてちょっと違った虫になっております。
山の草とか花とか虫とか-ヒロバカゲロウの一種

このヒロバカゲロウの一種は、まだいまいちどんなふうに育っているものかわからないようです。
翅を見る角度で薄く虹色の光沢がありました。カゲロウ目、アミメカゲロウ目、ともにたいへんに美しい翅を持っていますね。
山の草とか花とか虫とか-虹色の翅

月。
山の草とか花とか虫とか-月