さて、昨年に作業していた箇所を見て回りました。
木を置いたところの上部にしっかり砂と落ち葉がたまっていますね。10cmの段を作れば、掘れてしまった登山道が10cm元に戻ります。
山の草とか花とか虫とか-土のたまった階段

こちらはこの日に設置したところ。
山の草とか花とか虫とか-設置してすぐの段1

木を置いたところの上流部にササの刈った葉を集めて敷きました。
これを撮ったのは、午前中でしたから、まだ砂も水もありませんが、昼近くからの雨で早くも水と砂がたまっていました。水はほどよく逃がし、砂はしっかりつかまえていました。
山の草とか花とか虫とか-設置してすぐの段2

これは雨が降っている最中の様子です。
段を水が流れています。水は段を伝うように流れるので、段の内側をえぐるようになってしまいます。そこに浮石を設置しました。こうすると、これ以上は土がえぐれません。
山の草とか花とか虫とか-水の流れる様子

こちらはちょっと穴が開いてしまってますね。
ここには下に石を置いて埋め、上からはササの葉をちょこっと詰めました。
山の草とか花とか虫とか-ちょっと手入れが要る様子

道のかなり掘れてしまっているところ。
ここの段も昨年に設置したような記憶があります。
段、しっかり効いていますね。(途中に壊れてずれてしまったのもありますが、それもまた直して設置しなおします)
こんなふうに溝になったのを埋めていって、周りと同じ位の高さになったら、登山道の外へ排水できるようにしたいなあと思っていました。あと十数年先のことになるでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-道の掘れているところ

これは今回土嚢を設置しました。隙間はササで埋めてあります。
山の草とか花とか虫とか-土嚢の設置

こちらは、以前に設置したところの段が大きいようだったので下にもう一箇所追加。
山の草とか花とか虫とか-ちいさくステップ

さて、昨年の登山道手入れの技術講習会の現場を見てみたいと思います。
これは昨年の写真。
山の草とか花とか虫とか-講習会2012

撮った位置が違うのでわかりにくいですが、これが土曜日の状況。
しっかりなじんできましたね。
この左にもっと深くえぐれたところがあるのですが、そちらはちょっと侵食の進んでいる箇所もありました。
山の草とか花とか虫とか-講習会の現場2013

昨年に教えてもらったササをまとめて使う方法の箇所。
ササ、まだしっかり強度がありました。強いものですね。
山の草とか花とか虫とか-ササの茎の状態

こちらは講習会の翌週だったかに作業した現場です。
これは2012年の写真。
山の草とか花とか虫とか-大きな段差2012

こちらは2013年。
昨年に作業した土嚢は見当たらなくなっていました。(砂に埋もれてなじんだのでしょう)
段差は少なくなっていたので、さらにこまめにステップを作ってかなり登りやすくなりました。
ここでは、昨年までは上の写真の右のところを無理に登る方が多くなっていましたが、これなら階段のほうを通ってくれることでしょう。
山の草とか花とか虫とか-大きな段差2013
「いや~、これならお姫様が来てもだいじょうぶだね。ぴっかぴかの道になったな」と先輩も満足気でありました。どこのお姫様が来るのかはわかりませんでしたけれど。

作業を終え、帰途につきます。
昨年から設置している登山者数を調べるカウンタ。またかんじょさっちゃ(また数えられちゃった)。
昨年のカウンタの情報ではここのルートは朝日連峰の登山口の中では最も登る方が多いところであるというのがわかりました。昨年のカウンタ設置は6月~11月で、ここは3000名をちょっと越えるくらいだったようです。次に多いのは以東に登る泡滝登山口で2000名ほどであったようです。
登山者の多くは、夏山開きのある6月から雪の降り始める11月くらいまでに登っているだろう、ということを考えればほぼ一年分の人数でしょうか。
朝日連峰全体ではどのくらい登っているんだろう?と思うのですが、データがありません。1万人をちょっと越すくらいなのかな?なんて思っているんですが。祝瓶や長井葉山、障子ヶ岳、鶴岡方面の麻耶山など含めるともっと多くなりますかね?
山の草とか花とか虫とか-カウンタ

古寺鉱泉につきました。白っぽいのは、ガスがかかっているのでなくカメラのレンズが曇っているのです。
山の草とか花とか虫とか-古寺鉱泉

古寺鉱泉について17時40分ほどとなっていました。
久しぶりに山に行き、足もちょっと疲れがあり満足したようでした。
翌日、山に行ったのになぜか腕が筋肉痛に・・・。
さて、今日は道の手入れの様子のご報告です。
草刈り機で刈り払いしながら登っていきます。
道端のちいさな草なども貴重な草なのでなるべく刈りたくないものです。地面の保護のためにも草があると侵食が進まないのはおわかりのとおりだと思います。
刈る必要があるのは、主にササです。ササは成長が早く、刈らなければどこが道だかわからなくなってしまいます。放っておくと、場所によってはその年のうちに道迷いするほどにササが生い茂ります。
山の草とか花とか虫とか-草刈りの光景

午前中の前半はぼくは草刈りでなく、道の手入れをしながら登っていました。
道の水がたまってぐちゃぐちゃっと泥になっているところが排水されるように刈り払いで出た枝などを拾っておいて横に溝を掘ってそこに設置しました。こういうふうにするとただ溝を掘っただけよりも長い期間排水してくれるようです。ここは地面が硬かったので無理して掘らないで泥を溝にしてそこに入れました。20cmくらいの深さはあるのですが、表面だけ見るとおいただけみたいになっています。
山の草とか花とか虫とか-導水

こちらはちょうどよい材料が無かったので、倒木の太目のものを横に置きました。
これは、う~ん、効くのかな?
このふたつのような箇所の排水は、地面は安定していて水流に侵食されるようなところではないのですが、ぐちゃっとしていると、登山者がそこを通りたくなくて、泥濘になっているところのふちを歩くのですね。すると踏みつけの箇所がだんだん増えていってしまうんですね。
山の草とか花とか虫とか-木を横に
帰り道に見た際には、上の写真の箇所も、ここもちょうど良く排水されていました。
どんなやり方がよいのか次に登るときにまた経過を見ておきたいと思います。

雨が降ると登山道内を水が走ってしまうようなところでは、道の外に排水するようにしてあります。水が走っていくようだと登山道のへこみがどんどん大きくなってしまいます。
この溝はだんだんと落ち葉などがたまって埋もれてしまうので、登るたびに手入れしないといけません。写真は、上から撮っているんですが、一番上流部に土嚢をおきました。
山の草とか花とか虫とか-排水

作業しながら登っていって、お昼ごろになりました。
朝からは参加できなかった先輩二人も合流しました。
朝はくもりだったのですが、途中から雨が降ってきました。時折大粒のざんざん降りです。
山の草とか花とか虫とか-昼の時間

ぼくの昼ごはんはフルーツグラノーラに水。
朝早かったので、まだごはんが炊けていなくて、前日の夜にあたふたしていたのでザックに入りっぱなしの非常食用のグラノーラをお昼ごはんに。それとキュウリ漬けはいただきものです。
奥に写っている先輩は、カップラーメンでした。ぼくのグラノーラにも先輩のカップラーメンにも雨がざんざん降ってきます。
山の草とか花とか虫とか-昼ごはん

午後からは、古寺山に草刈りに向かうパーティと、道の木の階段を手入れする班とに分かれて作業しました。
ぼくは道に木の階段を設置のほうに。
冬に雪で折れてしまった倒木を切って運んで設置します。
これはちょっと大きな木でした。もてるかもてないかぎりぎり、という大きさ。
山の草とか花とか虫とか-木のステップ

なんとか移動して希望の箇所に設置できました。木がぐらぐらしないように下に石などを挟んだりしながら落ち着かせます。
段差が大きいと上り下りが大変ですし、怪我のもとにもなりますし、登山者が迂回するようになるとまた新たに靴跡で掘られてしまうことになりますね。
山の草とか花とか虫とか-しっかり設置されているかな

これは別な箇所。段差を少なくするのと、上のほうの箇所が靴跡で削れてきているので、その下に木を設置しました。さらに、木と土の間に刈り払いで出たササを詰めました。こうしておくと、上流から流れてきた砂などがたまり、隙間が埋まっていきます。
現状の道はなるべく壊さないようにしながら、侵食が進まないようにしておりました。
こういったのを今回は、ええと、数十箇所はしたでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-木のステップ2
まだ回りの地面となじんでいませんが、何度か雨が降ると、もう何年も前からこうなっていました、という感じになります。こんなふうにして誰かが設置している、というのに気づかない登山者の方もあるようです。

雨が降っているものですから、手袋もどろどろになってきました。
作業の最初は、汚れるのがなんとなく嫌なものですが、やってるうちに汚れなどはもうどうでもよくなってしまいますね。
山の草とか花とか虫とか-手袋

レインウェアももう撥水のハの字もありません。丸太を担いだりして運ぶのだから仕方ないですね。時折強く降る雨で汚れがちょっとだけ落ちてくれます。
山の草とか花とか虫とか-レインウェア

今回持って行ったチェンソ。木の段を作るのに、道の溝の幅にあわせて倒木をカットするのに使いました。(生きている木を切って使っては絶対にいけません。)
登山道の手入れは、県と町から依頼を受けて山岳会でやらせてもらっており、チェンソは今回は町役場で貸してくれました。(今日の午後に、目立てと掃除を念入りにしました。手入れが良くないので次から貸しません、と言われると困りますから)
ちいさい可愛いチェンソですね、枝打ち用のチェンソのようです。
普通のサイズのチェンソのほうが扱うのに楽なんですが、それだと背負っていくのに大きくって邪魔なんですね。これだと背負子につけたコンテナに収まります。
山の草とか花とか虫とか-チェンソ

作業がひと段落してから、昨年に手入れしたところを見に行ってきました。
昨日のことです。星を観察する会を催す日になっており、仕事を放り出して仕事が終わってすぐ準備などわたわたとしておりました。
残念ながら曇りになり、星は観られませんでした。曇りの場合のおはなしなどになりました。
次は一月後あたり、今度は梅雨は明けて星を観られるのでないかなあと思っております。
山の草とか花とか虫とか-星空教室

星の観察会が終わってから、今度は謎の工作の時間です。
ここ数日はこれを作っていました。職場の後輩ふたりが使うものなのですが、手伝いしていたのです。
山の草とか花とか虫とか-謎の工作頭部

謎の工作、その2。
山の草とか花とか虫とか-謎の工作1

これにふたりが入って、それに最初の部分の頭ができたものが付きます。どうかな、どんなふうになるのかな。
山の草とか花とか虫とか-謎の工作2

金曜の夜はそんなふうに過ぎ、家に帰ったらいつのまにか眠ってしまっておりました。
そうです、まだ用事はいろいろ続いておるのです。
朝の4時30分に起床し、古寺鉱泉へ向かいました。(途中で道具を忘れ物して一度家に帰ったので数分遅刻しました。すみません)
山の草とか花とか虫とか-古寺鉱泉

そうです。今日は山岳会の楽しい行事の登山道草刈りと登山道の手入れの日でありました。
天候は曇り、なんだか降りだしそうな空でした。
山の草とか花とか虫とか-作業表示

草刈りしながら登っていきます。
道沿いにギンリョウソウがありました。
山の草とか花とか虫とか-ギンリョウソウ

作業の様子などは明日にでも載せることにしまして、
で、登っていって一服清水で小休止。
ここの周りはいつも水があるので水の好きな植物たちが多く生えておりますね。
山の草とか花とか虫とか-一服清水

まだ咲いてるリュウキンカがありました。
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカ

しかし多くは花が終わっており、花の後にはこんなふうなまだ熟していない実が。
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカ 花後の実

ほかの株を見てみるとリュウキンカの花の茎の先に別な花が咲いたようになっていました。
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカ開いたさや

途中のものを探してみると、なるほど、花びらのように見える付け根あたりにちいさくタネがありました。すごいですね、綺麗に開いたものはまるっきり花のかたちになるのですね。
リュウキンカは二度咲く、そんなふうに思い感心した次第でありました。
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカ タネ

これから向かう古寺山がブナの枝の間からちらりと見えていました。
まだ雪がありますね。
山の草とか花とか虫とか-古寺山 雪

明日は作業の様子です。