こないだやっておいたぬかるみの排水です。
木をいくつか横に置いただけですが、まだ効いているようでした。
山の草とか花とか虫とか-排水

木の先は埋まっていませんでした。溝を掘っただけだとすぐに埋まってしまうんですが、ちょっとは違うものなんですね。効き目があるのがわかりました。
山の草とか花とか虫とか-排水の先

全部の箇所を丁寧にやっていくと目的地につきません。浅い溝などは、こんなふうにしました。
このくらいでもあと数ヶ月すれば上流が土で埋まってたいらになってくるはずです。
山の草とか花とか虫とか-石をはめておく

一服清水までくると古寺山方向はガスのなかでした。
山の草とか花とか虫とか-古寺山にガス

このあたりからは登りの勾配が強くなり、傷みも多く見られるようになりました。
深く掘られていますね。
付近の倒木のちょうどよいのを探して横に渡し、麻袋に土を詰め、上流部には小枝などを置きます。これくらいでも、徐々に上流に土砂がたまっていくはずです。
山の草とか花とか虫とか-簡易に直す

これは昨年にやったところだったでしょうか。しっかりしていますね。
山の草とか花とか虫とか-昨年に直したところ

だんだんと雨の流れた影響の大きさが見えてきました。
ここは階段にした横の側面が掘られています。道そのものはしっかりとまっていました。
山の草とか花とか虫とか-掘られたところ

これはこないだ直したところです。土砂がたまってもうすっかり良い感じの段になっています。
山の草とか花とか虫とか-こないだ直したところ

ここが今回の一番掘られた被害の大きなところのようです。
元の登山道はすっかり深い溝になりました。
登山者は、溝の中はもう歩ける状態で無いので、溝の横を登っていました。
溝の脇はこの数日は結構人が登ったようで、踏み跡がつきすっかり道のようになっていました。
つまり、こんなふうにして道の幅が広くなっていってしまうのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-ひどいところ

とりあえずの応急処置で、数箇所に土留めの段を設置しました。
処置せずにおいて、また雨が降れば、土砂が流出してしまい深くなっていきますからね。
山の草とか花とか虫とか-直した

こちらは滝つぼのようになったところ。
人の身長ほどの穴になっていました。横の壁は花崗岩が風化した土で、砂を固めたようになっていて触るだけで崩れるほどでした。数日前にここに一度来て確認した会長(昨年とは別な方が会長に就任しました)の言うことには、数日前から比べて側面がまた崩れているということでした。
山の草とか花とか虫とか-滝つぼのようになった

ここも途中で何箇所か土留めします。
倒木をちょうど良い長さに切り、ちょっと離れたところの道からの排水の下流にある砂を麻袋に詰めて、ここまでわっしょいと背負い上げます。
文章で書くと、一行くらいのことなんですが、麻袋の数も潤沢ではないのでなるべく多めに詰めたいわけです。多めに詰めると重いんですね。
山の草とか花とか虫とか-応急処置

さて、次の場所に進んでいきます。
ここは、昨年にたくさんの人で作業したところです。
雨の量が多かったのでしょう、段の側面を水流が削ってしまっていました。
山の草とか花とか虫とか-横が掘れている

それでも、しっかりと効いているところも多くありました。
今回大きく削られたところは、まだ手入れするとまでもいかないかな、というくらいのところで手をつけられていなかったところのようでした。木の枝の段がこまめに置いてあると、その段で水の勢いが一旦リセットされるのでしょう。もし長年の手入れをしていなければ、もうかなりの被害になっていたであろうことが想像されました。
山の草とか花とか虫とか-しっかり効いている

もうちょっと進むと大きな段差。
この状態だと雨が降るごとに掘られていってしまうことでしょう。
なんとかせねばなりませんね。
山の草とか花とか虫とか-段差

三沢清水についてちょっと休憩をしました。
山の草とか花とか虫とか-昔の仕事

三沢清水の休み場に腰かけて、道のほうを眺めると石にちいさな杭がされているのが見えました。
会長の言うことには、これは30年ほども前に会長がやった作業の残りだそうです。すごいですね、なかなか気がつかないくらいになじんでいますが、手仕事の跡が残っているものですね。
さて、こないだの日曜には山の道の手入れをしてきました。

そのおはなしの前に、田んぼの面白かったものをもうちょっと載せたいと思います。(このところ、写真を載せるのがサーバの調子がよくないのかすごく時間がかかってだめなのです。今朝に試したらあっさり出来ました)

田んぼの近くの土手に咲いたウドの花。
大きく育ったウドはもう食べられないので、「ウドの大木」と役に立たないもののたとえになりますが、ウドも人に食べられるために生えてくるのでありません。よいっしょ、っと綺麗に咲きました。大きな体に似合わず小さく繊細な清楚な花ですね。
山の草とか花とか虫とか-ウドの花

田んぼのシロツメクサにイナゴのようなバッタがとまっていました。
調べてみると、イナゴモドキというのが近いようです。前足の付け根でイナゴと判別するようなことですが、そこは撮っていませんでした。胸の模様などを見てイナゴモドキかな、と。
おしりに注目してください。
山の草とか花とか虫とか-イナゴモドキ1

出ているものはちょっとずつ長くなってきて葉っぱにくっつきました。
山の草とか花とか虫とか-イナゴモドキ

その後、イナゴモドキがぴょんと跳ねていきました。
残されたちいさなもの。
う~ん、これはうんち、なのでしょうね。
生き物を観察するのに面白いシーンはえさを食べているところ、求愛や産卵、そしてうんちですね。ヒトの子どもはうんちのはなしが好きです。やはりそれくらいに大事だ、というのがヒトの本能にあるのでしょう。
山の草とか花とか虫とか-イナゴモドキのうんち

さて、うんちの話題はこれくらいにしておいて、日曜に山に行った記録です。
先月の大雨で登山道もかなり傷んでしまった、というようなことで応急の手入れのために、山岳会の数人で山へ向かいました。古寺鉱泉の駐車場を7時(ちょっと遅れましたが)に出発です。
ぼくの背負子には、チェンソとオイルと燃料、そして麻の袋を入るだけ、それと日帰りのにもつのザック。若干重いですが、20kgあるかないか、というところかなと思いました。(麻の袋が思った以上に重みがあります)
山の草とか花とか虫とか-にもつ

古寺鉱泉から登った尾根のところに今年もカウンタです。
また数えられてしまいました。
山の草とか花とか虫とか-カウンタ

道を見ていくと、やはり雨ですこしずつえぐられた箇所や、こないだ設置した木の段が壊れているところなどがありました。
手入れしながら登っていきます。
山の草とか花とか虫とか-補修

ここはこないだも手入れしましたが、木がちょっとずれていたりします。
これは雨でなくて、人がたくさん通ったからのようでした。
山の草とか花とか虫とか-ちょっと崩れた道

雨が流れて掘られたところもありましたので、木の段を追加して麻袋に土を入れて置きます。
こうしておくと次の雨などで、木の葉や砂が溝に堆積して埋まっていきます。
山の草とか花とか虫とか-直した後

登る途中の段のひとつ。
あれ、これもぼくらが設置したのだったかな?と思いましたが、
山の草とか花とか虫とか-木の幹

木の先を追っていくと、タムシバでした。
ところにより、こんなふうにもともとの木が段のようになっています。
ぼくらが木を置いて土をとめるのとおんなじですね。
山の草とか花とか虫とか-タムシバの木でした

久々に晴れている山です。
山の草とか花とか虫とか-晴れた道

この後、今回の雨で大きく崩れた現場へ向かいました。
さて、こないだの田んぼの虫たちの観察の続きです。

ちいさなヒシバッタの赤ちゃんがいました。
ヒシバッタは大人になってもちいさいですが、赤ちゃんはさらにちいさいですね。ごま粒よりもちょっと大きいくらいでした。
山の草とか花とか虫とか-ヒシバッタの赤ちゃん

伸びたイネの葉の間にはクモたちが巣をかけています。
山の草とか花とか虫とか-クモの巣作り

後足を上手に使っておしりから糸を引き出して巣をかけていきます。上手ですね。
山の草とか花とか虫とか-クモの巣作り2

巣にはいろんな形があります。
垂直に張って、中央部に白い部分が大きくあるものや、
山の草とか花とか虫とか-クモの巣

水平に張ってそこの下面に張り付いているものなど。
山の草とか花とか虫とか-クモの巣

また、田んぼにはちいさなハエの仲間たちがたくさん出てきました。
この茶色の翅を持つハエはよく見かけますが、図鑑に載っておらずにまだ名前がわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ハエの仲間

こちらはミバエの仲間ですが、これもはっきりわかりません。
山の草とか花とか虫とか-ミバエの仲間

これはちいさなカの仲間です。ユスリカのさらにちいさいもののように見えます。
触角が筆の先のようにふさっとしておりました。
山の草とか花とか虫とか-小さなカの仲間

スギナの茎にとまったちいさな黄色いハエ。ショウジョウバエのようにも見えますが、もっと小さかったです。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな黄色いハエ

ハエの仲間たちは種類も多く、ぼくの持っている図鑑にはそれほど詳しくは紹介されていないためによくわかりません。ハエの詳しい図鑑が欲しいなあと思っているのですが、よい図鑑はたいへんに高価です。

イネの穂が出かけているところ。
茎の間から顔を出すんですね。
山の草とか花とか虫とか-イネの穂出かけ

カマキリの子ども。
このほかに数匹みかけました。カマキリたちは順調に育っているようです。
山の草とか花とか虫とか-カマキリの赤ちゃん

田んぼや畑をしている、「益虫」、「害虫」、というようにいろんな虫たちを見るようになりますね。
害虫と呼ばれるものは、草食で農作物を食べてしまう虫たちのことでしょうか。
益虫と呼ばれるのは、肉食で農作物を食べる虫たちを食べる虫のことのようです。
しかしながら、そういったものはごく一部で、それ以外の「なにをしているのかまだよくわからない虫」がたいへんに多いものだなあという感じがします。
今回載せたクモやカマキリなどは益虫の代表的なものなわけですが、害虫と呼ばれるものばかり食べているわけでなくて、巣にかかればなんでも食べますし、つまりは生きていくためには「なにをしているのかまだよくわからない虫」たちを食べているのが多いのでしょう。
虫の種類が多いほどにバランスがとりやすい、ということは考えの及ぶところであります。

山の草とか花とか虫とか-イネの先の虫

イネの先、夕風に吹かれるちいさなちいさな虫。
これも名前はわかりませんが、そんなことは関係なくかけがえなく愛おしい命であることだなあと感慨があります。世界は美しいものですね。