自信度 A

 

 ◎ スウィープフィート

 〇 ステレンボッシュ

 ☆ アドマイヤベル

 

 事前予想ではライトバックにしていたが、スウィープフィートに変更する。

 根拠は下記のとおり。

 

 ① 母父 ディープスカイ

 

 競馬ユーチューバーのやーしゅんさんがいわれていたことがかなり的を得ていたと思う。

 この馬のフットワークは母父のディープスカイに似ている感がある。

 ディープスカイは叩き強化型の異質なダービー馬。未勝利戦で勝ち上がるのに苦労して経験値を重ねて毎日杯から

NHKマイルからダービーまで勝ち上がっている。

 スウィープフィートは阪神JFで◎として勝負したが中1週で7着。着順だけでいえば7着ではあったが、あのレースは

まなみ騎手のG1での経験値とディープスカイの血を重ねて上昇曲線を考えれば、この時点での7着は評価できる。

 3歳からの上昇度ならば、その兆しがあったと思える。

 あと、この馬のフットワークの大きさはディープスカイの血が強く出ていると思える。

 

 ② タフな阪神馬場でのチューリップ賞勝ちとオークスの馬場。

 

 チューリップ賞の2着のセキトバイーストはデクラレーションウォー産駒。この血筋は馬場がタフな時に好走する血筋。

 スタミナが求められる馬場だったといえることもあり、オークスで求められるスタミナへの裏付けがあると考えられる。

 

 ③ メイショウマンボと同じ臨戦過程と血統パターン

 

 メイショウマンボはオークスでは人気薄。おそらく当時、桜花賞が見どころのない競馬だったことから嫌われた感がある。

 メイショウマンボは1400mのフィリーズレビューほか上がり最速を桜花賞までに出していた。

 スウィープフィートは1400mでは使われてはいないものの、新馬の小倉1200mで先行するスピードを見せるほど

スピードの絶対値が高い。個人的には未勝利戦で勝ち上がった時の末脚がかなり印象に残っている。

 スピードの絶対値をマイルの末脚に転化させて好走できているというのは評価ができる。

 スピード比も高い次元で求められるオークスにおいては、期待できる材料でメイショウマンボと似ている。

 血統でいえばメイショウマンボの母系はミルジョージからミルリーフに在来牝系のスタミナの血筋にミスプロのキレ型

のジェイドロバリー。スウィープフィートは祖母のスウィープトウショウの血筋がミスプロのキレ型のエンドスウィープに

ダンシングブレーヴに在来牝系のスタミナの血筋となる。

 血統構成もかなり似ている。

 

 ④ ユタカ騎手のシュミレーション

 

 ユタカ騎手がどのような乗り方をしてくるかについてではあるが、4Rのセイウンチドリの競馬を見ていると

大外をまわしてきていたが、個人的にはこのオークスに向けての布石をうっているように感じた。 

 

 上記になるが、自分の思いとしては阪神JFでは素質を期待して◎で勝負したい思いがある。

 阪神JFは2歳戦の厳寒期の阪神の馬場のマイル。体力の絶対値がより求められ、オークスに直結すると思える。

 スウィープフィートについては、この当時、まだ成長途上感がありそれでいて完成度で勝る上位3頭から0.9差。

 1秒以内にその差が収まっていることから、今の成長度を考えれば、逆転は可能とみる。

 また、自分の出資馬のレッドモンレーヴが爆発的な末脚で届きはしなかったものの、見せ場は大きかった。

 今の府中の馬場は外から差すにはG1級の末脚だと考えている。

 それをスウィープフィートが持っているものとして信じることとする。

 

 ステレンボッシュについては事前展望とおりなので省略する。

 好走する条件をすべて備えている桜花賞馬。隙はない。

 

 あと1頭についてはアドマイヤベルを抜擢しておく。単純にスワーヴリチャード産駒のスウィープフィートを

本命に据える以上、同一血統の法則で抑える。

 アドマイヤベルについても牡馬好戦歴があり、ストライドも大きい。

 オークスには向く。

 

 馬券はスウィープフィートの複勝とステレンボッシュとのワイドとする。