地球温暖化の原因が、実は「太陽系の活動」によるものだという論文があります。
ココです
地球の温暖化がなぜ起こるのか、これからどうなるのかなど、たくさんの実測データに基づいてわかりやすく説明されています。
地表の平均温度を変化させる要因が3つあります。
1.温室効果ガス
2.地球公転軌道と地軸
3.太陽活動
●温室効果ガス
二酸化炭素だけがクローズアップされていますが、それよりもはるかに温室効果の高いガスがあります。
それは水蒸気です。
大気中の水蒸気が少ないときは、二酸化炭素の影響が相対的に大きくなりますが、それは、冬の時期とか寒冷地域です。
二酸化炭素については、面白いことがわかっています。炭酸飲料で代表されるように二酸化炭素は水に、よく溶けます。
溶ける量は、水の温度で決まります。限界まで吸い込んだ状態で、水温を上げると水面から外へ吐き出されます。
これと同じ事が海で起こっているそうです。大気中の二酸化炭素は、海中の二酸化炭素とバランスがとれています。
気温上昇につれて海水温が上がると、海水中の二酸化炭素が大気中に排出され、大気の二酸化炭素濃度が高くなります。
逆に温度が下がると大気中の二酸化炭素が海水に吸収され、大気の二酸化炭素濃度は下がります。
重要なことは、現象が起こる順序です。気温が上がった後に二酸化炭素濃度が増えています。
ということは、温室効果ガスが増えるから気温が上がるという理屈が簡単には通用しないということですね。
また、水蒸気は、太古より大気中に大量にあるものだし、人工的に増えるものでもないから、地球温暖化の原因が人為的なことだと云うことも難しくなってきます。
●地球公転軌道と地軸
地球の公転軌道、地軸の傾きの変化は10万年、4万年の合成周期で起こることがわかっていて、それに同期して地球の温度が変化していたことを示すデータ(南極の氷に含まれる物質の分析)があります。
このデータは、地球が氷河期に突入する直前に必ず暑い時代を迎えていることを語っています。
今がちょうど暑い時代です。ということは、・・・・・
●太陽活動
太陽の黒点活動と太陽放射エネルギーは、明確な相関があることが知られています。
つまり、黒点活動が盛んな時代は地球の平均気温が上がり、衰退時期は逆に下がります。
さらに、黒点活動周期は、ゆっくり増減しており、短周期のときは、放射が盛んな時期が頻繁にくるため地球の気温も上がります。
黒点活動と平均気温の長期的な変化をグラフで対比すると、ぴったり重なっていることに驚かされます。