第1回 涙をこえて | 『虹のかなたに』

『虹のかなたに』

たぶんぼやきがほとんどですm(__)m

 大人の涙が苦手だ。

 元旦に『はじめてのおつかい』をやっていたのだが、やっぱり泣いてしまって、泣きすぎて吐き気を催したほどである。

 健気なる子どもの姿、とりわけ北海道の弁当屋の子と、岡山のダウン症の子は涙を誘われずにおれなかったのだが、それを見守る親が、感極まって涙を流すくだりで、涙腺決壊である。

 結婚式で新婦が母親からのサプライズの手紙を受け取るとか、送別会で仲間から花束もらうとか、葬式で個人の棺の周りに集まり最後のお別れをしているとか、卒業式で鬼教師だったはずの先生が男泣きしているとか、大の大人が脇目も憚らず泣いている場面って何かとあると思うんだけれど、どうしていいのか分からなくて、困る。

 子どものとき、「もう大きいんだから泣いたらダメ」などとよく諫められたものだが、大人たるもの、人様の前でおいそれと涙を流してはならぬという倫理観のなせる業なのか。

 いやいやたぶん、理性がどこかにいってしまって素の感情があらわにされることに、動揺してしまうのだろうと思うのだ。

 そうして結局、その場を切り抜けるために、無理やり笑いを取る手段に出てしまって、周りから怒られてしまうのであった。