少々、後追い記事になりつつありますが、基礎工事が終わり、型枠工事に入っています。

さしずめシーズン2に突入といったところでしょうか。



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型枠工事とは文字通り、コンクリートを固める為の型を作る作業です。

コンクリートは水とセメント、砂、砂利を混ぜたものなので、それ自体では形を作ることはできません。

なので写真にあるような木板を建て込んで型枠を作り、その間にコンクリートを流し込み成形していく工法です。


因みに、この型枠を作る職人さんを型枠大工と呼びます。



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型枠大工さん、鉄筋工さん、設備屋さん、電気屋さんとそれぞれがこの型枠工事に集中して入ってくるので、職人さんの数が多くなってきます。



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ワンフロア分の型枠を作った後、コンクリートを打設します。


コンクリートがそのまま仕上げとなるので、ミスが許されない大事な工程です。



しばらく更新が空いてしまいましたが、工事は淡々と進んでいます。


埋め戻し後は、防湿シート→捨てコン→断熱材と施工し、

土間メッシュ筋を施工した状態がこれ。


写真は設備業者さんが、打ち込み配管の施工を行っている所です。

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最後にコンクリートを打設して基礎及び1F土間が完了です。



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そしていよいよ、1Fの型枠工事に入ります。



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おまけ


まだ完成ではありませんが、知り合いにお願いしてイメージ用のCGを作っています。

実際には窓や、目地や、セパ穴が入るのでこんなにすっきりした外観にはなりませんが、

打ち放しコンクリート仕上げなので、綺麗にコンクリートが打ち上がるのを祈るばかりです。



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基礎工事もいよいよ終盤にはいりました。



この写真は重機を使って耐圧盤の上に残土を戻している所です。

なので文字通り「埋め戻し」という作業です。


これであの巨大な基礎ももう見る事はありません。

これからは縁の下の力持ちとして頑張ってもらいましょう。



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基礎の配筋も無事終わり、関係各所の検査も終わった後、基礎の耐圧版のコンクリートの打設を

行いました。


これらは、工事が進むにつれやがて見えなくなってしまう部分でもあり、今後何十年後かに、この建物が役目を終えて解体されるまでは見る事はないのですが、構造に関わる部分で重要な工事といえると思います。




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定例会議のひとコマ。


建設会社が現場の近くのマンション等の一室を借りて工事事務所として竣工するまでの数ヶ月間

使用します。


敷地に余裕があればプレハブやコンテナハウスを建てて使うのですが、この現場には

その余裕がありません。


今回は現場の目の前のマンションの1Fに現場事務所を借りることができました。

しかもマンションオーナー様の好意で駐車場も一部使わせていただいたり、喫煙場も

使えたり。


ここで、施工図を書いたり、設計や施工業者さんと打ち合わせしたりします。


現場監督は何かと仕事が多いのです。


ご苦労さまです。




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基礎配筋の作業が進んでいます。


あのブルーシートは一体何なのか気になっているかと思いますが、

この部分が建物の中庭になる部分です。


その中庭を取り囲むように、今は基礎を造っているところなのです。

壁が立ち上がってくると中庭の雰囲気がでてくると思います。




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前回T字型の金物が据え付けてありましたが、用途は

見ての通り、基礎の鉄筋を支える役割を担っています。

基礎梁のせい(高さ)が大きいので、鉄筋だけでは、その自重を支えられないので

このような補助金物が必要になります。



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根切りの次は捨てコンクリートを打って、いよいよ基礎の配筋に移ります。


ちなみの写真にある黒いT字型の金物は、住宅規模の基礎ではあまり見かけないものです。


さて何でしょう?




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地盤改良工事も2台の重機を使ってなんとか工程通りに終了し、お盆休みを経て基礎工事に入ります。

写真は重機を使って、根切りをしているところ。

基礎を作る為の掘削工事です。



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LOOPというのは今回新たに建築する集合住宅の名称です。


直訳すると輪、囲みなどが出てきます。


もちろんそう言った直接的な意味としても当てはまるのですが、理由は幾つかあります。


一つめは、この建物の建築様式が中庭を中心に住戸が取り囲んでいる中庭型の建物なのです。

上からみるとロの字のように見えるはずです。


二つめは循環する街の資産としての建築を目指したかった事に由来してます。

言葉にすると堅苦しいですが、要はここでいう循環(LOOP)とは、

借りる人、貸す人はその時代によって変わっていきますが、

この建物は街の景色として、長く使い続けられる建物であって欲しい。

それが不動産用語的な言葉で言う本当の資産じゃないかと思っているので

そういう想いを込めてLOOPにしました。


三つめはベタですが、住人同士、人との輪が広がる建物になって欲しいなと。

となりに住んでいる人を知らないという話はよく聞きます。

無関心では無いと思うのですが、それは集合住宅における共用部が貧しいからなのかなとも

思っています。中庭型の空間がどう機能するかは正直わかりませんが、

住人同士のコミュニティを作るささやかなきっかけになってくれれば嬉しいですね。



















7月の中旬に解体が終わり、その後は工事着工に向け色々クリアしないといけない問題を乗り越え、先週からようやく建築工事がスタートしました。


まずは地盤改良工事からです。


元々50年もの間コンクリートの建物が建っていたのですから、それほど地盤の悪い所ではありません。ボーリン
グ調査の報告を見るとむしろ良い方だと思います。


ですが、現行の耐震規準に照らし合わせると、直径80cm長さ3.5mの柱を269本も打たないといけないようです…


理由は構造や建物の形状に関連する部分なのでまたの機会で…






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