会社を退職し独立してから1年が経ちました | 意識高い系のニートがメモ代わりにするブログ

意識高い系のニートがメモ代わりにするブログ

意識高い系のニートです。一応Web関係のフリーランスをしてますが壊滅的な状態のためニート同然です。仕事下さい。どんなホームページでも作ります。

開業届を出したのは2015年1月ですが、退職届を出してから有休消化も終わりフリーランスとして独立したのが2014年12月。あれからちょうど1年が経ちました。

1年前の自分は、燃えたぎる熱意でフリーランスという将来の不安を隠している。そんな状態だったと思います。それが今となっては「案外なんとかなるもんだな」という気の緩みがハンパないです。

今回は、独立1年目にやったことや心がけたこと、そして仕事のことやお金のことなどを交えて、2年目の目標につなげていきたいと思います。

会社を辞めたら世界が変わった

会社との雇用契約が終了した時点では、独立するか転職するか決まっていませんでした。ですが、彼女(今の嫁)の「やれるうちにやってみなよ」という言葉に背中を押され、勢い任せに独立する決意をした記憶があります。1年経った今の時点では、結果的にこの決断が大正解だったと痛感しています。

独立したことで、客観的に会社という組織について知ることができ、物や金の流れが見えてきて、自分の将来像を明確に持つことができました。

おそらくですが、あのまま転職して再びサラリーマンに戻っていたら、またしばらく目標が無いままダラダラと人生を浪費していたと思います。

結婚を控えて不安のなか、無職の背中を押した当の本人も「今の方がイキイキしてるし楽しそう」と陰ながら応援してくれています。

独立して失ったこと

一方で会社に属さなくなって失ったこともあり、一番大きいことは人との付き合いです。

毎日出勤することで否が応でも誰かと顔を合わせ、会話をして、コミュニケーションをとりなが仕事をしますが、独立して完全個人で仕事をしていると、会話の数も減り孤独を感じる時が多々あります。

もともと一人の時間を楽しく過ごせるタイプの人間なのですが、やっていることはあくまで仕事。ネット廃人で引きこもっていた時は、チャット相手が存在し孤独ながらも誰かと繋がっていました。ですが、仕事漬けの今はオンライン上での交流すらありません。

Twitterで「谷」と呼ばれるコミュニティーの方と絡むことがありますが、今ではその回数も減り、自宅の庭に来る野良猫との会話を楽しんでいます。

求めれば出会いはあると思いますし、そういった場所に繰り出せば多くの人と交流ができるということもわかっていますが、どうも腰が重くて毎日のタスクを理由に行動できていないのが現状です。

ストレスの10割は人間関係によるものとも言われるなか、家族以外の人と一切関わらない今の暮らしは、ほぼストレスフリーで精神衛生的にも良いのですが、いい年をしたおっさんが孤独に生きているという点では若干不安でもあります。

Web屋として

一転して仕事のことですが、独立して半年間はひたすらWeb制作をしていました。自身のオフィシャルサイトやポートフォリオサイトなど、自分をアピールする材料を用意してから、クラウドワークスやランサーズを使って仕事をしていました。

実績が全くない状態の時はひたすらコンペに参加。バナーデザインなら1日3案件。サイトデザインなら1日1案件といったペースでがむしゃらに制作していました。

実績が増えプロジェクトの提案にも参加しているうちに、数社から直接声がかかるようになりました。それと同時に、公開していたしたオフィシャルサイトからの問い合わせもあり、順調にクライアントが増えていきました。

クライアントの多くはWeb制作会社。私が依頼される案件は下請けの下請けですが、中には直案件もありました。その中には、未だに継続しいてるクライアントもいます。

クラウドソーシングでは月5〜10万円ほど収益があり、直受けでは10万円以上の案件を月1件のペースで対応していました。中には1件50万円を超える仕事もあり、ちょっとしたボーナスにもなりました。

これほどまで仕事がもらえたのは運が良かったという部分も大きいですが、自分の戦略が型にはまったという部分も多少なりともあったと思います。

デザインセンスやWeb制作スキルに関してはプロとしての自覚を持っていましたが、変なプライドはきっぱり捨てて、仕事がないうちは安く請け負うことで、ここまで生き残れたと思います。

ちなみに現在はアフィリエイトに集中するため、Web制作の案件は基本的に受けないようにしています。クラウドワークスやランサーズにはログインすらしていません。

月額保守契約をしているクライアントとオフィシャルサイトに問い合わせてきた直受け案件のみに絞って、価格崩壊したWeb制作会社の業務委託案件はほとんど無視しています。

アフィリエイトについて

もともとは「アフィリエイトで月10万円稼げたら会社を辞める」という目標でやっていたアフィリエイトでしたが、気持ちが先走り月3万円しか稼げていない状態で辞めてしまいました。そういったこともあり、しばらくの間、足りない分をWeb制作をしてカバーするといった形が続きました。

会社を辞めた時の保有サイトは、アドセンス頼みのごちゃ混ぜブログだけという状態で、アフィリエイトサイトと言えるものは全くありませんでした。

ですので、Web屋の仕事のかたわらでアフィリエイトサイトを作るといったことを3ヶ月ほど続けたところ、4月ごろから徐々に発生し始めました。

アドセンスやその他ASPと合わせると、6月には月10万円、7月に月15万円、9月に20万円、そして11月にはついに30万円を達成しました。とりあえず年内に月30万円は目標にしていたので結果オーライです。

今後の方針

人と関わる

独立2年目はWeb系・アフィリエイト系のセミナーなどに参加して、できるだけ多くの人と関わるようにしたいと考えています。

Web屋としての仕事を減らすことでクライアントとの関わりが少なくなり、時間や場所に縛られることも少なくなります。ですので、関東近郊にかぎらず県外にも出張できればと思います。

あとは、積極的にスノーボード仲間を増やしたり、忙しくて全くできなかったゲームやアウトドアといった趣味の時間も大切にしていきます。

Web屋からアフィリエイターに

アフィリエイトでの収益が増え、安定的に最低限の生活費を稼いでくれている今では、アフィリエイトがメイン事業となっています。

独立当初は即効性のあるWeb屋をメインにスタートしましたが、最終的にはアフィリエイトで収益化するという目標だったので順調に進んでいると捉えています。

既にアフィリエイト一本という次のフェーズに入っていますが、付き合いのあるクライアントのフォローなどWeb屋は最低限に抑え、自らの資産になるサイトを制作する時間を多く取っていく予定です。

直近の目標はアフィリエイトで月50万円を達成することです。「月30万円いったなら余裕でしょ」と思われるかもしれませんが、自分が取り組んでいるジャンルは季節的な要因もあり、毎年冬は売り上げが爆発して、春になると落ちていきます。だいたいマイナス10万円ほど落ちます。ですので、まず安定的に月30万円。そして来年には月50万円を達成することが目標です。

最後に言いたいこと

独立して1年が経った今。最後にこれだけは言えます。

「会社を辞めて良かった、独立して良かった」

仕事ってなにかと選択肢が限られているようで、実は無数の選択肢があります。仕事の制限しているのは自分の中の甘えであって、何かやろうと思った時、柔軟に動ける人間が成功している気がします。

現時点ではまだまだ未熟な自分ですが、少なくとも1年前の自分と比べると格段に成長しており、着実に成功への階段を上がっているという実感もあります。

個人で月10万円を稼ぐ辛さを知り会社を辞めたことを後悔した時もありました。ですが、今では会社を退職し独立して良かったと思うことのほうが断然勝っています。

「百聞は一見に如かず」とは言いますが、まさにその通りです。自分の可能性を広げるためにも、独立という選択肢はおすすめです。

アフィロックに参加します

ご存知の方も多いと思いますが、2015年12月26日にさいたまスーパーアリーナでアフィリエイトのビッグイベント「アフィロック」が開催されます。

参加するかどうか迷いましたが、自分もこちらに参加します。今後の目標として掲げた「人と関わる」の第一歩として、コミュ障なりに頑張ってみたいと思います。