こんばんは!
モテ女スタイリスト 奥野敬子です^^
自分のために可愛くなって、みんなにモテる方法について発信しています♪
こちらの記事の続きです~
その友達は顔は可愛いし、スタイルは良いし、
他人の話をよく聞いてくれるし、仕事熱心だし、
そのために勉強だってする、素敵な女性です。
なのに、自分に自信がありません。全く。
自分に自信がないので、
いつもどこか、オドオドビクビクして、
オシャレも、メイクも、ヘアアレンジも、
どれもおざなり。
まるで自分をキレイにすることを
恐れているみたいに、私には見えます。
自分に自信がないので、
周りからの愛情を受け取れず、
でも、愛されたいとは思っているから
よく旦那さんとの意思疎通が破綻。
私は彼女の愚痴を聞きながら、
「うちのママそのものだなぁ」と
いつも思っていました。
可愛い、って言われたなら分かりやすく喜べばいいし、
好きだよ、って言われたなら私もよって言ってあげればいい。
そうすれば、彼は安心して、
もっともっと「与えよう」としてくれるのに。
私はいつしか、彼女の中に自分の母親をみてしまい、
本当は母に言うべきことを彼女にぶつけてしまうように
なっていました。
なので今回のことも、彼女が母のように
「こうしなきゃ!」「こうでなきゃ!」と
自分を思い込みでがんじがらめにしている姿がすごく嫌で、
ついムキになって
「そうじゃない!」
と彼女の考えを矯正しようとしてしまい、
また彼女の方も同じだけ反発した、
という状態でした。
それで、本田健さんのこの本の登場です。
以前別のブログでも少し触れましたが、
対人関係において、
一人がピリピリしていたら、もう一方の人は萎縮します。
ピリピリ具合が増すにつれ、萎縮具合も酷くなる。
一方がポジティブで主体的だと、もう一方はネガティブで能動的になり、
ポジティブ具合が上がれば上がるほど、
ネガティブ具合が増して、どんどんうちに籠るようになる。
人間関係とは、常に正反対の性質を持つ者同士が引き合って出来ていて、
片方の性質の力が強くなればなるほど、
「いやいやいやいや」と反発が起こり、
ますますお互いが分かり合えなくなるようになっていくんだそうです!
そう思って自分の過去の対人関係を見つめてみると、
私は割とポジティブで世話焼きの長女タイプですが、
自分よりテキパキして、主体的に動く人が現れたら途端にネガティブにw
「私はあの人みたいにできない…私にはカリスマ性がない…」
なんてウジウジしますww
「そんなことないよ!できるよ!」
なんて励まされると、ますます
「絶対失敗するもん〜〜〜!」
とか言って泣いてみたり。
うわ、ウザいですねw
これでは心が休まりません。
だって、相手によって自分の性質がコロコロと変わっていると、
「どれが、何が本当の自分?」と不安になり、
そのことで悩みすぎて疲れてしまいますからね。
ここまでで、まず私は
彼女にネガティブなことを言わせていたのは、
自分が励ましすぎているせいだと理解しました。
ネガティブな時の彼女に必要なのは励ましではなく
「どうしてそう思うの?」と、
彼女の気持ちを聞いてあげることでした。
そこに私のジャッジは全く必要なく、
ただ「彼女はそう考えているんだ」と理解するだけで
よかったんです。
つまり私が彼女に会うたび疲れていたのは、
この感情の引っ張り合いをしていたせい。
そしてその引っ張り合いは、
私がポジティブな考えに偏りすぎていることを
教えるために起こっている現象でした。
人間なんでもバランスが大事なので、ポジティブが行き過ぎて
「自分はすごい!なんでも出来る!」という
カンチガイになると
周りの人のことを全然考えずに突っ走ってしまい、
大迷惑になることもあるでしょう。
一種の「ハイ」状態ですね。
タイガース優勝後の道頓堀への飛び込みとか、
ハロウィンの日の渋谷スクランブル交差点とかw
よく「相手は自分の写し鏡」と言いますが、
「あなたは今、ポジティブにいきすぎてるよ〜」
「偏りすぎてるよ〜」
と、教えてくれているんです。
なんのために教えてくれているか?
それは、
私がポジティブ思考になりすぎて
周りの人のことを全然考えずに突っ走り、
大迷惑になることを回避するためであり、
そして、母とのこの話に繋がります。
ワザと反対のことを言って
私を困らせようとしているのではなく、
ワザとネガティブなことを言って
私の足を引っ張ろうとしてたのでもなく。
私のことが大好きで大切だから、
傷つかないように、失敗しないように
ずっと守ろうとしてくれていたんです。
それがわかって、
私は嬉しいやらありがたいやら、申し訳ないやらで、
とにかくすぐにこの事を彼女に話したいと
数ヶ月ぶりに連絡をしました。
ちょうど彼女もお休みで、すぐに会う事ができ、
以前会った時のヒートアップしてしまった話や
それを途中で「もういい」と言われて
「言わせてしまった」と後悔したこと、
でも、
「ぶつかってでも自分の考えを話してくれないこと」が
信用されていないみたいで嫌だったこと、
彼女に母を見て、
言わなくてもいいことまで言ってしまっていたこと、
ずっと前から、無理して会っていたこと、
本から学んだこと、
そして、ずっと私を守ってくれていたこと、
それ程、私を大切に思ってくれて感謝していること、