個人的にはR&B→SOULへの過渡期にリリースされた物（どっちかというとR&B寄りな）で、特にマイナー調ではなくても「NEW BREED R&B」だと思っています、「V.A KING NEW BREED R&B」も全編マイナー調というわけじゃないですしね。
現代のPOPCORNやNEW BREED R&Bを世界的に定義つけているJUKEBOX JAMのLIAM LARGEやJESTER WILD SHOW/MOJO RECORDのMr.MOJO、勿論日本代表NIGHTBEAT RECORD/OSAKA TWIST&SHOUTのJAMES氏もMIXその他では全てマイナー調ではないですし。
その曖昧さ加減が今後のPOPCORN/NEW BREEDシーンを変えていくんではないだろうか？と思う今日この頃。
僕が参考にしている「NEW BREED R&B」の考え方は勿論JESTER WILD SHOWやJUKEBOX JAM、最近の一押しはドイツのイベント「NITTY GRITTY SOUL CLUB」です。
「NITTY GRITTY SOUL CLUB」では特にNEW BREED R&Bと名打っているわけではありませんが、WILLIE JONES「Where's My Money」と一緒にDUSTY WILSON「Can't Do Without You」やHELEN TROY「I Think I Love You」、OTIS CLAY「Three Is A Crowd」なんかも紹介されていて、イベント自体非常に楽しそう、一度行ってみたい。
長くなりましたが今日の1曲、微妙にマイナー調VERNON HARRELL「SLICK CHICK」（#Lescay3003-1962)です。
2年くらい前までは100ドル台で買えたのに、近年の「NEW BREED R&B」の盛り上がりに乗じてあれよあれよと高騰、今ではたまに＄500オーバーも見られます。
「あまり見ない」というのも高騰化のお手伝いしてますが、そもそも楽曲自体が素晴らしいと思います。
俺なりに「NITTY GRITTY SOUL CLUB」に敬意を表しまして、手持ちのレコードから「っぽい」のを選びました。
まあとりあえず、「NEW BREED」とか定義ってより、カッコ良けりゃいいんじゃね？
聴いてみて
ゾクゾクすれば
ニューブリード
The Great WILD CHILD Show/DAN