買い物にくる
おじちゃんおばちゃんの要求に応えること
…これが簡単そうで難しい。

例えば
【お茶の 普通のやつ くれる?】
これは“普通”という言葉にとらわれると
なかなか答えが出てこないのだが
中年もしくは老人になったつもりで
“あんまり冷たいのは飲みたくない、
だけどあったかいのは嫌だなぁ”
つまり『常温』である。
正しくは
【冷蔵庫で冷やしていないお茶ありますか?】
【常温で保管してるお茶ありますか?】
である。

このように
まるで常識であるかのように
独特の言語で欲しいものを要求してくるのである。

日曜日の朝。
あれはレベルが高かった…
【キャンディ、キャンディ…“セシール”って置いてある?】


セシール?!
【cecile】
カタログ通販をやっている
主に女性のファッション服を売ってる会社の名前。

『セシール(【cecile】カタログ通販で主に女性のファッション服を売ってる会社の名前。)…飴ですか?』
『おう!なんだ、ねえちゃん若いくせに“セシール(【cecile】カタログ通販で主に女性のファッション服を売ってる会社の名前。)”知らねえのか!?』

『セシール(【cecile】カタログ通販で…以下略。)はどんなカタチですか?』
『かたち?!四角いヤツだよ。ほれ、それみたいな。』
指差した先には玄米ブラン。
えぇ~~~~~ますますわかんないよ おっちゃん!

『おっかしいなぁ、前もココで買ったんだけどな“セシール”【cecile】カタログ通販で…以下略。。』
『次こられる時までに、考えときます…。』


おっちゃんが去って行き
ふとお菓子の棚を見ると…




あ!!





おっちゃん!あった、あったよ!!






CHELSEA!!!!





…次こそは
柔軟な脳みそでもって
即対応できるようにしたいです。