大晦日の今日はウエストエンドのオデオンという映画館で「ブリジットジョーンズの日記」の続編「エッジオブザリーズン」を観た。ストーリーはここでは明かさないが、予告編を観たおおむね誰もが予想するであろう通りであった、とだけ書いておく。

この映画の前作はいうなれば黄金比のキャスト/ストーリーで成功したといえようが、その映画の続編として、いわゆる「前作その後」をやるのか、新たなキャストを加えるなどしてシリーズ化を狙うのか、製作者の意向にも興味があったが、私の見る限り前者であった。つまりパート3はないな、と感じた。もっともヒュー・グラントも「もうラブコメはやらない」などともったいないことをいっているらしいので、そういう点からも少なくともこのキャストではこれで終わりと思われる。あまり難しいことを考えずに、美しいロンドンの風景、「男はつらいよ」を彷彿とさせる予定調和のストーリー、レニー・ゼルウィガーのキュートな演技、これらを楽しむことがこの映画のポイントだと思う。そして脚本家も意識しているに違いないヒュー・グラントの「濡れ場」。ちなみに「濡れ場」というのはラブシーンではないので念のため。彼は今回もちゃんと濡れます。

相変わらず洋画を字幕なしで観るのは若干難があったが、この映画の中の英語で気になった表現があったので書いておく。それはブリジットがタクシーを家の前で待たせて服を着替えに戻る時、運転手に向かって「Just wait, literally two seconds.」と言うシーン。日本語字幕だと「ちょっとまってて、すぐ戻るから」とでもなろうか。

直訳すれば「文字通り2秒まって」となるが、もちろん2秒で戻るわけはない。これはアメリカではわからないがイギリスでは一般にも良く使われている表現らしく、オフィスでもほぼ毎日聞いている。あるいはイギリスらしさを出すための小道具としてのセリフなのかもしれない。

「2秒待って」。日本語でも使えるかも、などと考えている。