稽古における「ことば」の印象 | 卍老人残日録

卍老人残日録

-真剣道継承未完- 

稽古において重要なのは

 

言葉を自分に引き付ける想像力です

形を習得するとはイメージを具現化できるように向かうことで

 

表現し省察し記憶する 事の繰り返し

 

現在はいろいろなところで屈折した関係性が道場内で折りたたまれ尺度となっているでしょう

しかし、論理が相克しても見ないふりでサークル活動を楽しんでいるらしき有様をよく見かけます

 

悪いわけではありませんが、伝統に対しては無礼者の集団ですよね

 

取るに足らないにわか居合者がどうせわからないだろうとたかをくくって演武しているのを見るとこちらもいたたまれないほど恥ずかしい

 

居合者としては素朴な方が多い、悲しい状況です

 

業と業が呼び寄せ合うように仕組まれ意味連関し、それがイメージとして定着した時、業の進歩が始まる

 

あるとき、業が修行者を書き直す(修正する)ことが起きる

 

そういえば業名もアレゴリーですよね

「月影」 禅の公案に出てくるようなイメージ

 戸の隙をこぼれる月の光、天空から降りてきた光は刹那もとどまらないし無限に届く

 

居合においてついに自立することのない者たちの連携や連帯に

見る影もないブドウの系譜

 

そんな有様をみて今夜はプチ ペシミスト