ねえ、ジッポ君
君はさんざん利用されたようだね
君が生まれた理由は、喫煙の手助けをするために工夫されたのだと思うけど
どなたかが、君の能力を横から盗み、金もうけに利用した
おかげで、ジッボ兄弟には違いがないのに、いろんな評価がなされた
僕は汚された君の表面を何時間でも磨いてあげる
君が銀色だと、銀そのものだと知っているから
なんと端正な姿だろう
百合の印は 僕も誓いを立てた印だ
何とか反撃しようとして、壊滅させられた良心
猫の姫が空を見上げるように
あるいは
黙考するように
ただただ
君を磨き上げよう
もちろん君は
僕の喫煙を手助けしてくれるだろう
註
喫煙は選ばれた人々にのみ許される愉楽、そこらのやくざなタバコ(燃焼剤+ぽろにゅうむ)ではなく、正しく アメリカの親戚たちが吸っていたあれ。