闇の中に置き去りにして (未明の夢) | 卍老人残日録

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-真剣道継承未完- 

 

朝から「闇の中に置き去りにして」を聞いている

そばには浸潤式の珈琲をたっぷり

 

夢を見た

 

御宝町の生家の近く、幼い日よく遊んだ此花町のあたりで、父母といた。写真

 

なぜか家ではなく11号線の横にいたのだろうか

父は珈琲をいれるという

その間には母に抱きしめてもらった

父は私が22歳の時この世を去っている

母もすでにない

14歳の時家庭は崩壊したから

シングルマザーの母には相当な苦労を掛けた

 

幼少期の名残のような感覚に包まれた夢だった

目覚めると「枕がぬれていた」

 

TIME夢のよう

夢のはざまは

いまはこの夢僕は信じたい

涙。光る。雨降り注ぐ向こう

いまがそのときが

夢の始まりなのか 

     「浅川マキ」 INTERLUDO 

 

 

様々な人と出会い、人生を過ぎてきた

様々な夢を見出し

様々な挫折を経てきた

成功したことを探すことさえナンセンスだろう

 

先日も武衛會稽古において「電池が切れた」

すでに賞味期限切れの年寄りにできることはあまりない

1950年製の旧式ニンゲンである私の電池(意欲⁺体力)は老朽化のため切れやすい

 

父母が夢枕に立つという意味をどうとらえるのか

 

置き去りにしてきた「夢」を問い直す

 

18歳の時渋谷ジャンジャンでみたMAKIさんも

遠くに行った