英信流「掟」 | 卍老人残日録

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-真剣道継承未完- 

稽古時の装束は 普段着でよい

近代、撃剣が興隆して、剣道着なるものが流通し、それは便利であるし、刺し子の機能性は素晴らしいものだ。

例えば、弾力に富み竹刀の打突外れを軽減してくれる

 

 

ただし、普段着といっても昔の普段着がいいだろう

すなわち、着物⁺袴である

 

サムライは袷の着用を許されていた

絹もOKだ

 

ところで、英信流の話に言及すると、これを修することができるのは「上士」のみで「郷士」は蚊帳の外

 

現代はうれしいよね、土佐郷士でも下っ端の「大城戸」が大手を振って師範でございます(笑)

 

ところで、その掟も知らぬアホが、黒田「振武館」を訪問し、1本目であきらめて、土佐に向かった。

 

土佐の英信流本流には相手にされず、1週間の滞在で、傍系にわずかの「やり方」を習った

 

これが某大先生が打ち立てた「夢想神伝流」

 

 

ところが、この流派は、英信流別派で 本当の宗家が徳島におられた。

 

剽窃というか、錯乱というかまことにあはれな有様

 

某大先生も後年、「棒振り弟子ばかり」だったと嘆かれた

 

 

掟も学ばないで模擬刀振り回しても恰好で終わります

 

 

私は齋藤正名人の師範代です

私が何を知っているか

お分かりですね

 

生きていれば120歳の知見です

 

追記

 アホな大先生は、ある日気が付いた

これではいけない、棒振り弟子などに自分の会得した居合を任せてはおけない、

 

自分の最も信頼する弟子に「沈んでくれ」と託し、表面から消えてもらった。

 

これが夢想重信流であると一体どれほどの人が知っているだろう

 

でもね、しょせん付け焼刃