振り冠の掟
このような振り冠は理由があり継承された
実際、皇紀2601年(昭和15年.西暦1940年)の八重垣会の写真には正しい振り冠を見ることができる
注意書きには 深くしないようにとまで記載がある
私は、基道館に於いてはわかりやすいように「剣先は腰板1.5尺まで」と指導している。
お気づきだろうが、その目的は胸筋を開くことであり、呼吸の要諦と合致することである。
また、上段において「手の内の変化」を行うためである。
世上行われているバカみたいな振り冠では「力技」しか望めないだろう・・・・
なんでそうするのかという「業」もっというと「形」への注視がない方々の乱暴な所業だろう。
この文脈上にはアホな一派の「大血振」の矛盾も据えることができるがここでは触れない
次に斬り下ろし(打ち下ろし)
おおよそ床上8寸という規定がある
これも理由があり、初心者に最初教える現場では実際に木刀で切られる役をやっている
我が流を名乗るのならそのような決まりを知ってから指導をお願いしたい。
掟に添い修行に向かい、業が自らと馴染んだとき、今まで知らない先人の深い知恵を感得するだろう。
試合用の業ではまず無理です。
また、抜きつけだが
中山先生の捻っていない写真をご参考にまで
ただ言えることは、次の方々の写真から自らの居合は正統であるかどうかという問である