どこまでやるのか国民の興味や鬱憤は尽きないだろう。
しかし、ちょっと待って下さいね。
「とことん、膿を出せばいい」のだろうか？それですむ話だろうか？
その事自体は真相を究明すればいいのだが、なぜそういう風潮になったかを胸に手を当てて考えるべきだろう。
まるで、故障した臓器を手術で取り去ればいいと考える、現代医学と通底しているように見えるのだが・・・・・
臓器の故障はそれに至る原因から見て行き生活の仕方から修正する必要があるだろう。
それと同じように、有名ホテルの食材偽装を端緒に、なぜ命の根幹の食べ物を偽ってしまう事がフツーになった原因を見直すのが大切な事柄だろう。
高度成長でイケイケの時代は終わった。同時に拝金主義も終わるべきだろう。
しかしながら、新自由主義の残滓は色濃く残っているのが私たちの社会の現状でもある。
社会の指導的立場のものがイケイケ世代だから仕方ないと言えば仕方ない。
この国のビョウキは７０年代に始まったと思う
カルフォルニアオレンジやレモンを輸入するために食品の安全基準を大幅に下げた
ゆるい安全基準の我が国に中身まで農薬が染み込んだ柑橘類をどんどんと送り込む
そうなればしめたもので、小麦もポストハーベスト農薬で真っ白にまでする。
収穫した小麦に農薬をまぶす国の根本が偽憲法だから、それから派生するすべての「政治」は偽物だ！と言ったら反論があるだろうが、私はそう思っている。
占領基本法がそのまま今の日本を形作っているという見方だ。
各論は、回転寿司のネタが深海魚だったり、和牛が混ぜものだったり、伊勢沖のサンマが三陸だったり、島根のアサリが北朝鮮だったり・・・・枚挙に暇がないし、７０年代に国民の健康とお金（経済成長）を引き替えにしたつけが「今」来ているのだろうから、この先問題はいくらでも出てくるだろう。
国家の骨組みが、揺らいでいる！スーパーの食品売り場には裏に添加物をすごいこと書いてある、食品が山になっている。冷凍食品はもっとすごいことになっているだろう（私どもはスーパーの食材は敬遠しています） それを取り上げるときりがないのだけれど、私はあえて問いたい
そんな食品で満足していますか？
そのこと自体を見ないで、偽装しただのと騒いでも、大きな取りこぼしがあるのでは？
売国自民はアベノなんたらといって、もう一度国民の健康と金銭を引き替えにする腹づもりらしい。
いつも言うが経済と健康は互換性がない！
今度の食材偽装のカラ騒ぎを見て、「木を見て森を見ず」という先人のたとえがよく分かる。
そんなことがフツーになった嘆かわしい日本の直上に世界文明の中心があるというのに・・・
道は途上で闇が覆うが、踏み出せよ、その一歩