アメリカ西海岸へ一人旅に出た。
[ 20, 06, 2011 ~ 08, 07, 2011 ]
今回の旅も記録に残しておこうと思う。
最初の動機は、
独立記念日の花火を見たいというシンプルなもの。
ニューヨークのハドソン川で大々的にやるのは有名で、
ぜひともアメリカでファイヤーワークを見たい。
それだけだったが、ニューヨークは行ったことあるし、
ニューイヤーカウントダウンでいずれまた必ず行くことになるので、
今回は気持ちを温存して、西海岸を巡るか、、、と。
照準は、ロサンゼルス。決まり。
少し下調べしたら、見たい場所がもろもろ出てきたので列挙。
■サンフランシスコ
・アルカトラズ刑務所
・ゴールデンゲートブリッジ
・ヨセミテ国立公園
■シアトル
・イチロー観戦
・スターバックス一号店
■ラスベガス
・セリーヌディオン
・『O』シルクドソレイユ
・グランドキャ二オン
・モニュメントバレー
・ザイオン国立公園
■ロサンゼルス
・チャイニーズシアター
・市内観光
・ユニバーサルスタジオ
・独立記念日の花火
●サンフランシスコ
太陽の町
日差しが強い、湿度は低い。
だから、、、
日焼けすると皮膚がおばあちゃんみたいになる。
地理的な原因か、
北の方から霧が垂れこめて急に温度が下がる。
数時間で35度から10度くらいまでに。
ゴールデンゲートブリッジをレンタルサイクルで渡る時、
吹き付ける風は凍えそうなくらい冷たいのに、
照りつける日差しは夏のそれで、
いったい俺にどんな対策を!?と小一時間毒づきたかったが、
相手は自然だ。一枚ウインドブレーカーを羽織ればすむ話。
ヨセミテ公園は、山、川、緑、水、岩のオンパレード。
圧倒的な自然の中で、癒されオーラ全開なのだが、
それでどうなの!?と問われたならば、笑うしかない。
ゲイの町、カストロのスタバで居眠り。
歩き疲れてうつらうつらしてると、
マッチョでいやらしい体つきのメンズと目が合う。
なんかいろんな意味でこみ上げてくる。
そそくさとその場を後にする。
その後もつけられてないか後ろを気にする。
さらに、カストロの町を出るまで、気にする。
結局、ホテルに入る前まで気にする。
気にしすぎて、目が合ったときに目つき、
本物の「目つき」が亡霊のように脳裏に蘇り、
しばらく悩まされた。
●シアトル
目的のスタバ一号店は、
平屋のガレージを改装したみたいな店構え。始終行列。
タクシーの運転手に、どこ行ってもスタバがあるねって言ったら、
キノコみたいに増えてるって言ってた。なかなかいい例え。
チップをはずんだ。
イチローは、ストイックだ。とにかくストイックな印象だ。
毎朝カレーを食べているという本当なのか嘘なのかわからない
逸話があるが、イチローなら毎朝カレーを選んでもおかしくない
ストイックさを感じさせる。女性はそこに弱い。
シアトルは夜景がきれい。
見とれながら上を見て歩いてたら、
道路の段差に躓き、激しくこけた。
というか、膝から落ちて、そのまま車道で一回転。
肩からバッグ、一眼レフを下げ、手にはガイドブック。
不自然な受け身しかとれず、
ホテルに帰って鏡で見たら、
腰のあたりにあり得ないくらい大きな痣が広がっていて、
カストロの呪いだと自分に言い聞かせた。
それにしても、一眼レフをアスファルトに強打したが、
無事で良かった。
●ラスベガス
シアトルからソルトレーク経由でラスベガスへ。
ここで荷物の遅延という苦い経験。
カウンターに問い合わせたら、
次の便で来るからホテルに送ると言われ渋々引き下がる。
遅くとも夜9時には届くと確認したのに、
結局届いたのは夜中の2時。
翌朝7時にはレンタカー借りてグランドキャニオンに
繰り出そうって予定だったので、冷や冷やしたが、
かかわったアメリカ人の誰にもこの冷や冷や感は伝わらなかった。
にしても、9時に空港に連絡したら、誰とも連絡が取れず、
夜中の12時に連絡したら、留守録みたいな音声で、
用がある方は朝一でお願いみたいな内容だった時は、
久々に絶望らしい絶望をしたが、
とりあえずベガスの夜をほっつき歩いて夜中に部屋に帰る前、
ダメもとでさっき取り合ってくれたポーターに聞いたら、
親指立てて、荷物届いてるぜ、ミスター○○!!だって。
お前の手がらみたいに言いやがって。
いいとこ取りだなこいつ!!とな内心が安堵のため息。
とりあえず、「グレイト!」って歩調を合わせといた。
車はベンツGLK350。加速はなかなか。
広大なアリゾナの大地に伸びるはてしなく長い一本道。
いい車。格好のドライブコース。
おのずとスピートは上がって最高速度130マイルを記録。
これはこれで見つからなくってよかったんだけど、
帰り道、パトカーに追いかけられる。
もぞもぞしてると銃を探してるとポリスが勘違いして、
撃たれるみたいな噂が頭をよぎり、
おとなしくハンドルに手を添えて待機。
ポリス「何でとめたかわかるか」
自分「スピードオーバー?」
ポリス「わかってるじゃねえぇか、早く免許証出せ」
みたいな会話をぎこちなく展開。
ハーツの免許翻訳サービスで作成した英語の免許証を提示。
しばらくパトカーに戻ってなにやらチェック。
あかんなぁ、罰金かなぁと気をもめてると。
「スローダウン!」の一言でもろもろ返してくれた。
そこで感じたのは、温情と同時に日本人の扱いは面倒?
スピードオーバーしても大丈夫か、俺!?
それがすぐに勘違いだと気付くのに時間はかからなかった。
事実、その後すぐさま15マイルオーバーで
115ドルの違反切符を切られ、
ネットで払うか法廷に支払に行けと言われ、
気持ち的に落ち着かないのと通り道だったので、
法廷で支払をすます。
さらに、その街を出る時、また違反切符を切られ、
戻って同じ法廷に支払に行く。その額165ドル。
結局、その街に入る時と出るときに
違反切符を切られたわけで、、
これはもう通行手形のようなものだと
自分に言い聞かせるしかなく、改めて130マイルの時に
見つからなくて良かったと改心。その後は模範的安全運転。
パトカーと行き違っても、
取り締まれるものなら取り締まってみろよと
完全に上から目線。
それもこれも2度の違反切符があってのことだ。
グランドキャにオンは、まあまあ。
というのも
現地に着く前から似たような景色に入ってしまうので、
馴らされてしまって驚きは半減。
この道中、頭をかすめていたのは、
誰がどこを観光地と決めるかで自分の行動はかわる。
誰かがここ見とけ!?的な決定をした時点で、
そこが旅の目的地となる。それでいいのか。
そこ以外にもそれ以上にすばらしい景色は
いくつもある訳で、はたして、、、、。
ラスベガスに戻ると、気温は42度。湿度がなくても熱い。
ホテルが無駄に大きい理由はそこだ。
もう屋外にいる場所ではない。
それは想定内で、ホテルは噴水のあるベラージオと
ベネチアンリゾートを予約。男一人ではもったいなかった。
女の子でもいれば大喜びしそうな部屋に泊まったが、
結局そんな女性は今後も当分出てきそうになく、
とりあえず男一人でできるホテルライフをエンジョイ。
といっても、無駄に長湯をするくらいのものだけど。
その他、ニューヨークホテルのジェットコースター、
ストラスフィアータワーのフリーフォールと、
落ちそうで落ちない乗り物、ぐるぐる回る乗り物をトライ。
とりあえずやっとけ、俺!的なノリ。
カジノは少ししかやらなかった。マカオで負けるのが分かったので。
そして最後のロサンゼルス。
その前に、今回は待合時間の暇つぶしに、
『空飛ぶタイヤ』上下巻をもってったんだけど、
これが最高に面白く、待ち時間を充実した時間に変えてくれた。
ありがとう、池井戸潤!!
さて、ロスだが、
チャイニーズシアター、微妙。
ビバリーヒルズ、微妙。
独立記念日の花火、微妙。
その他もろもろ、微妙。
バス移動、微妙。
ホテル、微妙。
夜景、微妙。
概して、微妙。
収穫は、ロジャーダンゴルフショップで、
大きめなゴルフシューズを2足ゲット。
サイズは29なので、11かなと思ってたら、
結局買ったのは、12.5のワイドと、13だった。
絶対に日本ではお目にかかれないなぁ。
あと、この旅で
自分より背の高い人を一人しか見なかった。
どうなの、アメリカ!?
それはまあどうでもよい話。
旅は難しい。
果てしない自問自答の中で、
いつも新しい自分を探している。
そして、
そんな自分につき合ってくれる相手もあっていいと思うのだが、
いざ一緒に旅に出るとなったらなったらで面倒になってしまって、
逃げるように一人でどこかへ行ってしまうのだろう。
故に、
果てしなく自分を探しているようで、
同時に果てしなく自分から逃げている側面もあり、
一体全体考えたらきりがないので、小休止。
答えが出る頃には、おじいちゃん。
答えが出るまでの旅だ。続けるしかない。
最後に、
この旅を可能にしたもろもろの環境に感謝する。