ナイキ エア モック (スモーク/インクブラック)
「21世紀のモカシン」。
それがこのシューズのコンセプトである。
1994年にリリースされたこのシューズは…
革命的な進歩をもたらしたのである。
「そのクツ、なんで履いてんの?」
と、唐突にあなたはこんな質問を受けるとする。
あなたは、自分がいま履いているシューズに対して、
どんな理由を答えるだろうか?
「デザインが好きだから…」
「コーディネートしやすいから…」
「この高さのヒールが、脚をキレイに見せてくれるから…」
もちろん理由はさまざまだが、恐らく
「履き心地のよさ」を挙げる人は、
最もと言っていいくらいに、多いのではないだろうか?
自分の足に馴染んだ、革のブーツ特有の
履き心地のよさもあるけれども、
おろしたてから足馴染みを実感できる履きものとして、
やはりスニーカーに勝るものはないだろう。
そしてこの「履き心地」を極限まで追求するとどうなるか?
シューズはもはや、単に歩いていて疲れないだけではなく、
「癒し」までをも、あなたにもたらす存在になるのだ。
そんな、「足をリラックスさせる」という画期的なコンセプトを
シューズ業界に持ち込んだのが、このエアモックである。
ナイキのACG(All Conditions Gear)という、
いわゆるアウトドアカテゴリーからリリースされたこのモックは、
アッパー全体が一枚のヌバックレザーで仕立てられており、
ソールにはフルレングス(足裏全体)のエアが搭載されている。
これによって、前述の通り「いい履き心地」を超えた、
履いているだけでリラックスできるような、
未体験の足入れ感を消費者に提供することに成功した。
そしてこの「足をリラックスさせる」というコンセプトは、
他社も追随するシューズ業界の大きな流れとなる。
ナイキではのちのエアプレスト
などに受け継がれていき、
現在の「NIKE FREE(ナイキフリー)」シリーズへと繋がっている。
「Kawaii♪」
そんな極上の履き心地もさることながら、
シンプルでありつつ斬新なルックスと、
需要に対する供給量の少なさから、
このシューズはストリートで爆発的なヒットとなる。
またこのシューズを語るときに忘れてはならないのが、
誰もが認めるその見た目のカワイさ、
そしてそれによる女性ユーザーからの支持である。
それまでは男子の聖域だったスニーカー界に、
女子が興味を持つようになったのは…
このエアモック以降だったと言ってもいいかもしれない。
特にこのエアモックのハイカットバージョン、
「エアチャカモック」
は、エスキモーブーツさながらの
キュートなルックスから、女子人気が非常に高い。
(むしろ男子が履く場合は…当人のキャラと、
たっぷりの茶目っ気が必要不可欠だ。)
ちなみに、これをさらにヒザ下丈まで伸ばしたバージョンも、
レディースサイズのみで最近リリースされている。
とにかく、このモック以降…
現在ではますます、
スニーカーは性別の壁を取り払う存在になってきている。
再び…「ロングトールは×××」?
さらにこのシューズには見た目や機能性の面以外で、
とても重要なコンセプトが貫かれている。
中古のシューズを回収し、加工して新たに素材として再利用する
「Reuse-A-Shoe」プログラムから生まれた再生マテリアル、
「ナイキ グラインド」を、このエアモックではアウトソールに使用している。
ナイキの生産足数を考えれば、
当然と言えば当然かもしれないが…
それでも、エコだなんだと叫ばれている現在より
10年以上も前に、こうした社会活動の部分にまで真剣に
取り組んでいるナイキの姿勢には、脱帽するばかりだ。
今ではこれをさらに推し進めて、アッパーとソールの接着に
使用する有害な成分を含む接着剤を、一切使用しない
「コンシダード」と呼ばれるシリーズも登場している。
それこそ、本物のインディアンモカシンのように、
ハンドステッチで縫い付けていくわけだが…
ナイキの看板商品である「エアジョーダン」
の最新作、
「エアジョーダン23」にまでこの手法が用いられているところからも、
ナイキのこの取り組みに対する本気度が伺える。
快適で、長く履ける(歩ける)こと、
企業として、またブランドとして、
消費者と長く付き合っていく視点を持つこと、
なおかつカッコよく(カワイく)、
魅力的であること…
やはり、ロングトールは止まらない
…。
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