お久しぶりです。これからも時機を見ては更新してゆこうと考えております。
標記の件ですが、シンジケートローンを組成するに関して、アレンジャー銀行の最も頭を悩ますことの一つにプライシングの目線というものがあります。
端的には利子の値です。これが低すぎた場合(借り手企業側の優位)、シンジケートローンに参加する銀行にとってはリスクリターンの採算が合わないことがありますし、利子が相対的に高い場合借り手企業とアレンジャーでの交渉が必要となってきます。
どのように借り手企業が納得し、かつ他行が参加してくれる魅力的なプライシングを提供するか、これがアレンジャーの一つの腕の見せ所となります。
更に、プライシングのみならず、ファシリティフィー(Facility Fee)やドローダウンフィー(Drawdown
Fee)などシンジケートローンに参加することによって得られる、一時的な(one
off)のフィーを付加することによって、プライシングは低いものの、その他のフィーが補完するという機能もあります。
ではプライシングの土台はなにかといいますと、、、
日本の10年物の国債の利回りです。現在0.61%の水準となっています。
尚、0コンマ以下をべーシスポイント(bps)といいます。つまり61ベーシス ポイントが基準となります。
本日は以上です。
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