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20代の金融機関の国際業務従事者の立場から企業組織などの行動について書いてゆきます。



表題についてですが、仕事柄協調融資に関わることが多いため、協調融資絡みのアセットファイナンスについて概要を述べます。

コーポレートファイナンスをかじった方なら一度は聞いたことがあるかと思います。結論的には特別目的会社に対して融資を行う仕組です。

特別目的会社は英名でSPCといいます。名ばかりのぺーパーカンパニーです。

SPCは具体的にアセット、つまり資産が割り当てられます。これに対し資金を融資するのです。

例えば、海運会社X社が船舶を調達したい。そのために、船舶を製造する目的のためだけのSPCであるA社を設立します。

その社員は大抵海運会社の取引会計事務所の担当者です。

この会社に対して銀行やリース会社がお金を貸し、A社を介して造船所に船舶発注がなされます。この時、海運会社は建造費用の15パーセント、残りを金融機関が拠出します。

数年後に船舶が建造されたらA社保有の船舶をX社に貸出します。

X社はA社から船舶を借りるかわりにレンタル料を支払います。

ここで、A社はペーパーカンパニーですからレンタル料はそのまま資金の出し手、つまり金融機関の弁済へと充てられることになります。

ではなぜ、こんなことをするのでしょうか?

次回へと続きます。


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