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前回の続きについてお話します。

なぜ、スタンドバイ信用状を用いるか、また、親会社(本社)の担保を取り融資するかの理由です。

主要な理由としては、

立ち上げたばかりの現地の子会社は地場の金融機関からの資金調達が難しいため上記の様に親会社の信用力をバックに資金を融通します。

担保は国内での融資同様に現地の子会社が弁済できない場合の弁済原資であります。

また現地にある金融機関からの融資とする事で本邦にあるメイン行が為替リスクを負担する事がなくなります。

では、欧米企業と日系のそれとの運用
の違いです。


もちろん拠点立ち上げ時は本社の信用力を頼らざるを得ないとは思います。

これは万国同様です。

しかし、それ以後欧米、特に北欧の企業は現地で自身で経営してゆく事を求められます。

つまり本社の影響を受ける度合いが少ないとは思いますが、独立して運営してゆく志向が高まります。

例えば、スイスのネスレ、オランダのフィリップス、スウェーデンの重電大手のABBなどは数十年以上前から現地の人材をトップに据え、かつ幹部候補生は世界の拠点をローテーションしながら働いてゆくキャリアコースを設けてきました。

日本の大企業ではまだ見慣れないですよね。

こういったことも、現地から退出する際に思い切った決断を行ったり、現地の新たな買手を探すことにも寄与しているはずです。


私は、このスタンドバイ信用状の実務に関わりながら、上記の思いを強くしました。

本日は貿易金融に関わるお話でした。




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