荻原浩

「母恋旅烏」

「神様からひと言」の解説をしていた藤田香織氏がオススメ(?)として

提示していた本。

後々母親に読まそうと思い、ブックオフで280円(税込)で購入した。

所謂、大衆演劇の一座の話。あまりピンと来ず、期待したほど

面白い内容ではなかった。

 

「ほまわり事件」

前半は大して面白みを感じなかったが、ページが進むに連れ、

物凄く面白い展開になってくる。

老人ホームの入居者である元学生運動の活動家 片岡さんがホームの不正を

糾弾するため、老人ホームをバリケード封鎖し籠城する。

ホームの入居者や幼稚園児も巻き込まれて・・・という お話。

それにもちゃんとした理由があり、「えぇ~そう言うことだったの!」と

予想を裏切られた。 

また主人公 晴也の母親が機動捜査隊っていうのも想像を超えていた。

幼稚園児と老人達との奇妙な友情もホッコリさせるが、切なく哀しい場面も。

今回も荻原節が炸裂した面白い作品だった。