以下は全てNHK BSシネマで鑑賞した作品。
7日(火)『ドライブ・イン・マンハッタン』 2023年(初)
監督:クリスティ・ホール
出演:ダコタ・ジョンソン/ショーン・ペン
真夜中のニューヨークを走るタクシーで繰り広げられるヒューマンドラマ。
空港からマンハッタンへ向かうタクシーに乗り込んだ若い女性客とベテランの運転手。
偶然出会った2人の会話は、はじめはたあいないものだったが、
やがて思わぬ方向へと進み、女性は誰にも打ち明けられなかった秘密を告白し始める…。
退屈な映画でつまらなかった。
8日(水)『グロリア』 1980年(初)
監督:ジョン・カサベテス
出演:ジーナ・ローランズ/ジョン・アダムス/バック・ヘンリー
ベネチア映画祭金獅子賞受賞の傑作ハードボイルド・アクション。
マフィアを裏切った家族が襲撃され、6歳のフィルだけが隣人のグロリアに託される。
かつてマフィアの愛人だったグロリアだが、フィルを守り抜こうと決意し拳銃を手に逃走。
孤独なグロリアとフィルは次第に絆で結ばれていく…。脚本・監督はアメリカ映画を
刷新した巨匠ジョン・カサベテス。愛妻で名優のジーナ・ローランズが
タフなグロリアを演じ、演技が絶賛された。
マフィアからの逃走劇は思いのほか面白かった。
9日(木)『明日の記憶』 2006年(再)
監督:堤幸彦
出演:渡辺謙/樋口可南子/坂口憲二/吹石一恵/水川あさみ/及川光博/大滝秀治
若年性アルツハイマー病を患った男と、彼を支える妻との愛と絆を描いた荻原浩の小説に
ほれ込んだ渡辺謙が製作も務め、主人公を熱演する感動のドラマ。
広告代理店に勤める佐伯雅行は今年50歳。一人娘の結婚と大きなプロジェクトを控え
忙しい日々を送っていた。ある日、雅行は原因不明の体調不良に襲われる。
物忘れもひどくなり、心配する妻・枝実子と共に診察を受けた雅行は
“若年性アルツハイマー病"と診断されてしまう…。
公開当時、アルツハイマー病に冒されていく渡辺謙が、クライアントの会社に向かう途中、
渋谷の街で迷子になるシーンを観て、自分がもしアルツハイマー病になった事を想像するに、
非常に怖くなったことを鮮烈に憶えている。
完全にボケてしまえば、他人の目など気になる事はないだろうが、
ヒトが徐々に壊れて行く様は、自尊心もボロボロになるだろうなぁ....。
13日(月)『トラフィック』 2000年(再)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ダグラス/ベニシオ・デル・トロ/キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
アカデミー賞4部門受賞。アメリカとメキシコを結ぶ麻薬コネクション“トラフィック"を題材に
描くスティーブン・ソダーバーグ監督の社会派サスペンス。娘の麻薬中毒に苦悩する裁判官、
麻薬王の夫が逮捕された身重の妻、麻薬密輸現場を監視する警官。それぞれのドラマが
同時並行する群像劇で、マイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、
アカデミー助演男優賞を受賞したベニシオ・デル・トロなど実力派キャストも魅力的。
スティーブン・ソダーバーグ監督作品の中では「コンテイジョン」が一番好き。
14日(火)『評決』 1982年(再)
監督:シドニー・ルメット
出演:ポール・ニューマン/シャーロット・ランプリング/ジャック・ウォーデン
ポール・ニューマンが弁護士を演じる法廷ドラマの名作。酒びたりで落ちぶれた初老の弁護士
ギャルビンは、医療ミスで植物状態になった患者の弁護を引き受けることになる。
はじめは弁護料だけが目当てだったギャルビンだが、患者の姿を見て正義に目覚め、
病院経営側が提示した巨額の示談金に応じず、裁判で真実を明らかにしようとするが…。
ニューマンの円熟した演技が絶賛され、名匠シドニー・ルメット監督の演出も高く評価された。
法廷ドラマの映画にハズレはない。正義ってなんだろう....。改めて考え直すような映画。
最後は人間の優しさ、正義が正しく反映されていて良かった。
20日(月)『コラテラル』 2004年(再)
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス/ジェイダ・ピンケット・スミス
トム・クルーズが冷徹な殺し屋を演じる「ヒート」などの名匠マイケル・マン監督の
傑作クライム・アクション。タクシー運転手のマックスは多額の報酬をもらい、
一晩の貸し切りドライバーを引き受けた。ところが、その客は一晩で5人を暗殺する
依頼を受けた殺し屋だった…。マン監督ならではの演出、夜のロサンゼルスを
スタイリッシュな光と影でとらえた映像美も魅力的。
悪役を演じるトム・クルーズもなかなか良いんだよね。
28日(火)『激動の昭和史 沖縄決戦』 1971年(再)
監督:岡本喜八
出演:小林桂樹/丹波哲郎/仲代達矢/酒井和歌子/大空眞弓/
加山雄三/池部良/田中邦衛
敗色濃厚な日本軍は、本土防衛の第一線として沖縄に大兵力を投下するが、
アメリカ軍の侵攻を止めることができず、上陸をゆるしてしまう。
大本営に見捨てられた兵士や民間人たちは、凄惨(せいさん)な戦いのなか、
報われることなく、次々と命を落としていく…。
世界のあちらこちらで戦闘が行われている。国の指導者達はこう言う悲惨な現実を
知っているはずなのに、なんで止められないのかね....。